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「仕事を楽しめる人」になるために

仕事を楽しめる人になるためには、ある程度自分で裁量権を持ちながら、求められる成果を出していくことが必要だと思います。私も会社員時代は多くの部下を持っていましたので、その中で仕事を楽しんでいる人の共通する特徴について整理しましたので仕事をしていく上での参考になれば幸いです。

自分の頭で考え、実行に移す

どんなに些細な雑用でも「この仕事の目的は?」と考えられるか、言われたことだけをこなすのか。悩んでもすぐに答えが出ないようであれば上司に聞けべいいのですが、目的について思いを巡らすことで仕事の流れが見えてきます。

重要なのは、仕事の発注者の視点で考えることです。すると、今している仕事が、どういう役割を持ち、どんな要素が入っていればいいのか見えてきます。会社員の場合、仕事の発注者はお客様・上司ということが大半だと思います。

例えば、私の管理する物件に空きが出ました。複数の仲介業者に募集を依頼します。そうすると担当者によって「以前の条件のままで掲載でよろしいですか」とだけ確認する担当者Aさん、直近の競合情報や相場観を基に「まず、この条件ならすぐに決まると思います」と提案してくれる担当者Bさん。

大体、後者にお願いするとすぐに決めてくれます。なので、次もこの営業マンに頼もうと思います。担当者Bさんは仕事の成果も上がり、仕事は楽しくなってきます。一方、担当者Aさんはなかなか契約が成立せず仕事は面白いはずがありません。

スピードを重要視する

期日遅れは社会人として論外でありますが、期日当日やギリギリもよくありません。依頼された仕事は仮決めでもいいから、とにかく依頼者と仕上がりのイメージ共有できる形にしたうえでブラッシュアップさせていけばいいくらいの考えでした方がいいです。

時間をぎりぎりまで費やした完璧なものをつくろうとしても、その「完璧」は本人視点での「完璧」であり、違う視点や視座から見た際にどうしても抜けてる部分がありません。

切り替えスイッチを持つ

そうはいってもなかなか仕事が思い通りにいかないことや成果が出ない時に「仕事が楽しい」と思えるようにはならない時期もあります。人生は山あり谷ありです。自分なりの切り替え方法を持っておくことをお勧めします。

私のスイッチは、書店巡りとカフェでの読書です。仕事が思うようにうまくいかない時は、漠然とした思いで書店を歩いていると気になる本と出会えることがあります。これは今抱えている問題のアンテナにひっかかるのだと思いますが、そういった時に出会った本を読むことで「なるほど!」と思うことや「早速これやってみよう!」となることが出てきます。これが一つの切り替えになるのです。

仲間と飲みに行くことや釣り、スポーツでもなんでもいいのですがうまくいっていない時にダラダラ時間をかけて仕事をするよりも一旦気持ちを切り替える時間をつくることの方が中長期的には生産性が上がりますのでお勧めです。

まとめ

仕事を楽しむためには、自分の与えられた役割をきちんと理解し、その中で成果を出せるための知識やスキルの向上は必須です。野球でいえば、毎回三振やエラーが続けばどんなに好きだといえ、楽しむのは難しいでしょう。
一方で、失敗にとらわれてせっかくの機会で力を発揮できないのももったいないので切り替える力も重要だと思います。

Let’s Action!
✅「どうすれば相手の期待を超える成果を出せるか?」常に考えよう!
✅翌日までに大まかな出来上がり(ラフ案)をお客様(上司)と共有しよう!
✅自分なりの切り替えスイッチをつくろう!

メッセージ

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上村 勇気|note浪士/週刊note紀行編集長
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