名機と言われているけど、個人的には全くダメだったカメラとその理由。
なんだかんだと色々なカメラを使ってきた気がする。その中には最高だったカメラもあるけれど、もちろんダメだったというか、個人的には合わなかったカメラもある。それが名機と言われているカメラでも、結局自分に合わないカメラは不要のカメラになって、結局使わなくなるし手放すことになる。
今回はそんな個人的に合わなかった名機と言われるカメラとその理由を書いてみようと思う。
【CONTAX T3】
今では驚くほど価格が高騰しているCONTAX T3 軽く30万オーバーの値を付けているお店も数多くある。Carl ZeissカールツァイスのゾナーT* 35mm F2.8(4群6枚)を搭載し、キレッキレの写りをするカメラでコンパクトでかっこいいチタンボディ、シャッターボタンには人工サファイアが使われている。オートフォーカスもそこそこ早いし、シャッター速度も1200分の1まで使えて実用的だ。発売っ当時はファションなどを撮るプロのカメラマンがサブカメラで使っていたとも言われるほど写りのいいカメラだ。個人的にレンズはライカよりZeiss派なので最高なんじゃないかと思っていたんだけれど、先ほど書いた人工サファイアのシャッターボタンがとにかく馴染まなかった。 変に平らでペラペラした感覚がシャッターを切るときのテンションをガタ落ちさせた。一瞬を切り取った感覚が全くない感じで、なんなんだろう?あの感じ、あの馴染まなかった感覚は今でも僕の指が覚えている。
【LEICA M8・LEICA M6】
僕にはライカは向かないようだ。ライカというよりレンジファインダーが苦手なんだと思う。パララックス(視差)が発生することも大きいと思う。この視差が面白いと言う人も結構いるけれど、僕はそれが面白いという感覚がわからない。ちゃんと狙った画角で撮りたい性分なので、合わないのだろう。ライカを使っている自分には酔えるんだけど、それでいい写真が撮れた記憶が僕には全くない。
【RICOH GRシリーズ】
GRシリーズはもちろん森山大道への憧れで購入した、フィルムのGRも含めたら5台ほど購入したと思う。APSーCになってからは1台しか購入していないけど、そこそこ使った方だと思う。これも個人的な使い方の問題で風景を撮ることにあまり興味がないので、何を撮っていいのかわからないので、広角すぎて結局よくわからない写真を連発した。人をたまに撮るとなると本当にどう構図がよくわからず、撮ってみたもののまったく自分自身でしっくりとくる写真が撮れなかった。もしかしたら最近売っている40mmの方だったらいい感じで撮れるかもしれないけど、さすがに高すぎると思っている。
あ、同じような森山大道憧れで購入したNikon S7000 も3回ほど購入したけど、結局毎回手放している。
【FUJIFILM X100F】
とても人気のあるフジのカメラX100シリーズもチャレンジした。レンジファンインダーが苦手ではあるけど見た目は好きなので、いつもきになる。しかもこのカメラだったらハイブリットビューファインダーなので、視差が出ない撮り方もできるのでいけるだろ?と思い購入。しかしダメだった。シャッター音が電子音だということもあるかもだけど、どうもフィーリングが合わなかった。僕が毎日持ち歩いていつもゆっくりと撮るタイプだったら違ったかもしれないけど、しっくりこなかった。
実はフジの中判のGFX 50Rが欲しかったりしているんだけど、フジと僕の相性があまりよくないんじゃないと思うと手がでない。
考えてみたらフジのカメラの大きな売りであるフィルムシュミレーションに全く興味がないというところもフジのカメラが遠のいた原因でもある。
とこんな感じだ。
もちろんこれは僕個人のことなので、上のカメラで最高の写真を撮れる人もいるし、ぴったりの人もいる。結局は人それぞれなので、、、
でもこういう名機の場合自分に合わなかったときに売却してもそこそこの値段で売れるので、色々試して購入してみるのもいいかも。
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