PENTAX645z 銀残しのカスタムイメージで撮影する。
PENTAX645zのカスタムイメージで銀残しというものがある。多分最近のPENTAXのカメラには入っているものだと思う。
結構細かい設定もできるので、遊べるカスタムイメージだ。
ちなみに銀残しというのはフィルム時代の現像の技術の一つで現像する時に漂白という工程を抜いて銀色を残すもので、
映画でよく使われたそうだ。
初めて使われたのは1960年に公開された市川崑監督の「おとうと」という映画でカメラマンの宮川一夫で、
そのときは色彩を抑え込むことで時代色を出そうとしたらしい。詳しくはこちらに書いてあった。
まあ、645zとか中判カメラでRAWではなくてカスタムイメージを使うなんて、あまりないと思うんだけど、最近は645zは仕事で使うこともあまりなく、趣味カメラみたいな感じなので、最近遊びでカスタムイメージを使ったりしている。
前にも銀残しで撮影したものを投稿しているけど、そのときの設定はスタンダードなものだったので、今回は少しだけいじって設定してみた。
そんな感じでテクテク散歩して撮影してきた。
とりあえずこんな感じ。銀残しとは関係ないけど久しぶりに645z使ったけど、撮ってる感が味わえて気持ちよかった。
一度シャッターユニットを交換しているんだけど、今度壊れたらもうただの鉄屑になると思うと悲しい。
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