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輝け!真夏の昼と夜の夢♪ 体感する学びと哲学
夏真っ盛りの8月にはいったばかりの3日間。
昨年は感染拡大と台風が重なって泣く泣くキャンセルの決断をしましたMAHALOBAサマーキャンプ「輝け!自分プロジェクト」を開催しました。
この講座は、子ども夢基金という団体から助成金を得て実現できているため、講座に関する部分はすべて無料で提供させていただくことが出来ました…!
ほんとうに有難いです!
対象者は、5歳~小中高生、大人としてますが、当日は3歳の幼児も一緒に参加し、3日間ずっと笑顔と愛と希望に溢れた時間を楽しく過ごすことができました。
サマーキャンプ第1日目
ピーカンの1日目は、全員集合から15分後には海に向かっていました!笑
朝5時半に起きて、大阪から葉山まで来てくださったみなさん!感謝しかないです! コロナ禍でしばらく海に行けていなかったというこどもたちをボディボードに乗せて、ひたすらひたすら海を泳ぐ時間。
3時間近く海で遊んで、それでもまだまだ遊び足りない疲れ知らずのこどもたちと宿に戻り、譲り合いながらお風呂の時間。
そして、夜は楽しみにしていたハワイ大学名誉教授でAIFAの名誉メンターテイナーの吉川宗男先生と哲学対話の時間。
テーマは、『これからの教育』
小学生から御年84歳のむねお先生まで、ヨコの関係となり、ともに未来を語り合いました。
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サマーキャンプ2日目
2日目は、すこし曇り空・・
「それはちょうどいい!」「熱中症の心配がすこし減った!」とYes,Andして、朝ごはんを食べ終わり、支度を整えて、また海へ!今回の目的は、ビーチコーミング!!ではあったのですが、、、 海を目の前にすると、やっぱり入って遊びたいこどもたち。
それはそうでしょう!ということで、しばし・・・のはずが、ガッツリと海を満喫。
そして、目的のビーチコーミング。
話はすこし反れますが、サーフィンをしていると夏の海の汚さにガッカリします。 波を待っている間もいろんなゴミ(お弁当の蓋や、ビニール袋など)がプカプカ浮いていて、拾えるものは拾って帰りますが、波乗りで爽快!のはずが、すこしモヤモヤしてしまうこともしばしば。
なので、ビーチコーミングにはいろんな想いがこもっていました。 が、葉山の海岸(一色海岸)は、そこまでゴミは落ちていなかったので、拾ったものは貝殻が多かったです。
そして、葉山と言えば、ランチはあむタコ!
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がっつり遊んだこどもたちは、美味しすぎるのも相まって、みんな綺麗に完食!
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お腹もいっぱいになった後は、ビーチで拾ってきた貝殻や流木やゴミなどをつかって、まなばんばの先生たちにご指導いただきながら、夏の思い出ボックス創りをしました。みんな、ただただ、夢中になって黙々と工作をしている姿をみているだけで、コーディネーターのわたしたちはワクワクしかなかったです。
哲学対話ナイト
2日目の哲学ナイトは、まなばんば代表でAIFAの理事をしてくださっている平田豪成さん(通称ごうせいさん)にオンラインでお越しいただきました。
テーマは、事前に資料を読み込む課題が出ておりまして、以下のような3つの問いが出ていました。
・3つの質問
① ウィズ・コロナの時代とは
令和になって、新型コロナのバンデミックが、社会生活を大きく変えてしまいました。コロナウイルスによる感染を防ぐために、三密防止、マスク着用、手洗いの徹底、飲食店等の営業時間短縮や店内環境の規制、企業や学校のリモートワークやリモート授業、旅行人口の大幅な減少等々、大きな変化が進行しています。
こうした変化が一過性のものでコロナが収まれば元の生活に戻れるのではなく、今後も地球上の生物環境に破壊的な影響をもたらすウイルス(新型コロナに限らず)との共存が常態になるウィズ・コロナ時代が続くと考えるべきだ、と発言する識者の声がメディアに溢れており、私もそうだと考えています。
「ウィズ・コロナの時代について、あなたはどう思いますか?」
② ウクライナ戦争の意味とは
こんなに不安定な世界を生きるのだから、人と人が信じ合い、支え合うことが何より大切だ、と思う人は多いのに、ウクライナの戦争で明るみに出たように、世界は分断され、人と人の信頼の基盤が見えなくなっています。
ウクライナ戦争を、ウクライナや西側先進国では民主主義と専制主義の戦争だと報道し、ロシアでは旧ソ連邦以来の理想社会を目指す戦いに、かつての同胞を呼び戻そうとする理想社会再建のための戦争のように報道していることでしょう。(日本では、ロシアに対しては性悪説に立った報道しかされていませんが、かの国は世界最初の社会主義政権が生まれた国なのです)
どちらも社会の共同主観(イデオロギー)に立った見方、考え方ということでは同じです。
「ウクライナ戦争の意味をあなたはどう考えていますか?」
③ 近代日本の40年周期説とは
ちょっと脱線します。
近代日本の40年周期説を元千葉商科大学学長の島田晴雄慶應大学名誉教授が主張なさっています。明治維新前後の幕末以降の日本近代史は、40年ごとに大きく転換してきたというのです。
1865年からの40年間は、幕末動乱の世から新しい近代日本が生まれ、日清、日露の二度の戦争に勝利し欧米列強に追いつき追い越せの時代。
1905年からの40年間は、欧米列強の圧力を受けて、第二次世界大戦の敗戦国へと雪崩をうった時代。
1945年からの40年間は、戦後復興から高度経済成長へと駆け上った時代。
そして、今まさに過ごしている1985年からの40年間は、バブル崩壊からデフレ不況へと続く日本経済衰退の時代というわけです。
確かに近代日本は40年ごとに上昇と降下を繰り返しているように見えます。ということは2025年以降の日本は好転するのでしょうか?
未来予測は私にはできませんが、近代は大いなる変革の時代であり、変革の時代を生きるには確かな信念が必要だということを信じています。
「近代日本の40年周期説をあなたはどう思いますか?」
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サマーキャンプ3日目
3日目は、たくさんの活動をふりかえる時間になりました。
大きな模造紙をテーブルいっぱいに拡げて、思い思いにお絵描きや感想を書き留めていく時間。
そして、それぞれが自分の言葉で、この3日間の中で気づいたことや学んだこと、感想を共有する時間を持ちました。
3日間を通して、前回の品川同様に、明るい未来を創っていく責任を感じながら、こうしてともに考え語り合い、そして、ともに創っていくんだというキラキラした希望を感じました。
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参加者からの声
東大阪でみんなの学び場『マナビー』を運営されている3児のママ 亮子さんからお声をいただきました。
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待ちに待ったサマーキャンプ!
子どもも大人もたくさん学んで、たくさん遊びました。あっという間の3日間でした。
哲学ナイト、沢山の気付きがありました。むねお先生とごうせいさんのお話を聞いて自分自身が感じている事と重なる部分があったので、自分なりに考えてみました。
私の中でのキーワードはメビウスと対話です。(頭の中のイメージをひかるちゃんにお願いして、絵を描いて頂きました。)
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泣いたり笑ったり、走ったり歩いたり、時には立ち止まったりしながらメビウスの人生(道)を歩んできました。前だけを見て一生懸命歩いてきました。そんな私がひかるちゃんと出会い、自分と対話する事の大切さを知りました。自分自身と向き合い、観察し、対話すると、今まで見ていた景色が違って見えてきました。さまざまな角度から物事を見る事ができる様になった気がします。私の次のテーマは、他者との対話です。自分自身と対話するように、言葉だけではなく、目や耳そして心で対話ができたら、どんな世界が広がって行くのか楽しみです。
子育て一筋だった私ですが、AIFAのみなさんに出会えて、学びと勇気をもらう事ができました。「私だからできること」を、これからも見つけていきたいと思います。素敵な時間をありがとうございました。
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マナビーのインスタグラムはこちら。
亮子さんのインスタグラムもとってもおススメです!
こどもたちと遊んで学ぶこと
小学生時代における自然の中での体験は、大人になったいまでもキラキラ輝く思い出として残っているものです。
わたしも、小学生の時に毎年連れて行ってもらった琵琶湖畔で、父の同僚の方々とその家族とテントを張って、湖で泳いだり潜ったり、BBQしたり、キャンプファイヤーをしたり、、そんな思い出はいまも心をほんわか温かくしてくれる素敵な素敵な思い出になっています。
わたしが海や湖で泳ぐことが大好きなのは、この思い出のおかげだと思います。
さっそく、来年も開催しよう!なんて、企画が出ていたり、シーズンに応じた自然を楽しむ企画はできないか・・などという構想が生まれたりもしています。
ご関心のあります方は、お気軽にこちらまでご連絡ください。
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