嵐の映画を観て息を吹き返した話
私は学生のころからの嵐のファンである。
映画ヤッターマンが公開され、テレビの音楽番組ではbelieveが流れていたころ、気がつけばファンになっていた。
私はまあまあこじらせたオタクでもある。
自分の感情がどうにかなってしまいそうで怖くて、きっと自分の心を揺さぶるであろうものほど遠巻きにしてしまう。
そんな私が映画館で、嵐のライブフィルムを観るまで長い時間を要したことは至極当たり前のことだと言えるだろう。
せっかくなら音のいい劇場で、せっかくならいい席で、休みがなくて、と