韓国からの留学生である私がタクシー会社に出会ったお話。
振り返ってみると私の人生はいつも「なんとなく」というこの一言ですべてを片付けられるのかもしれない。
ー大学3年の冬「就活への意識」ㅤ
就活を意識し始めたのは、大学3年生の12月頃だった。いつも大学でふざけ合っていた友達が髪を真っ暗に染め、いつものしゃれた服装とは違う真っ黒で地味なリクルートスーツで大学に登場した。
周りはみんな「どうしたどうした」って驚きながら、口を揃えて「まだ就活なんか始めなくて余裕だよ」って変な格好をつけていた。でもこれが私にとって就活への焦りを芽生えさせてくれたなんとなくのきっかけになったと思う。
とりあえずお家に帰って、なんとなくスマホにマイナビだのリクナビだの就活に関するアプリを入れてみた。でもこれからどうすればいいか何もかも全部わからなくて、頭の中が真っ白になっていたのを未だに覚えている。
ー大学4年の春「就活への不安」
とりあえず名前を知っている何個かの企業にインターンシップを応募してみた。そこで一番最初に選考が通ったのはある大手化粧品会社だった。 はじめてのインターンシップだったのもあって結構緊張していたが、今までの自分の世界とはまた別の世界への駆け込みという意味で、前日からワクワクしていたのを覚えている。
しかし当日インターンシップに参加した瞬間、そのワクワクした気持ちは一瞬でなくなり、自分はいったい何者だ?何がしたいのか?という疑問と将来への不安だけを残したまま、人生初めてのインターンシップは終わってしまった。
今思うとその気持ちは自分という人間とその場の空気感からなんとなく居心地の悪さを感じていたのだと思う。
この気持ちは他の企業のインターンシップに次々と参加するにつれ深まっていった。
ー大学4年の夏「コロナ禍の別れと出会い」
あとコロナ禍の到来で、両親からは帰国を迫られ、周りの友達も次々と帰国だの地元に帰るだの寂しい話が増えてきた。 でも未だに理由は分かってないが、自分はなんとなく東京に残りたかった。幼い頃からなんとなく日本が大好きだった。
そんな毎日が続いていたある日、マイナビのメールボックスに日本交通という会社からインターンシップ参加のメールが届いていた。そのとき日本交通っていう名前、なんかかっこいいなとふと思った。これがきっかけで私は日本交通というタクシー会社に出会ってしまった。
インターンシップ参加のために会社についたとたんに、私を待っていたのはピンク色の桜行灯の黄色いタクシーだった。その瞬間なんとなくかっこいいなと思ったと同時に、心の隅っこではタクシーってご年配のおっちゃんたちがお客さんをひたすら運ぶだけの地味なお仕事だという勝手なイメージが浮かび上がった。
でもインターンシップに参加し、説明会をうけた瞬間、これは私の勝手な偏見であったことを恥ずかしく感じてしまった。
しかもインターンシップの帰り道では、可愛い女性社員から「また会おうね。」っていう手書きのお手紙まで渡されてしまったし。
「何この会社?こんなんじゃ好きになるに決まっとるやん」
そこから私の就活は次々と進み、この前まで感じていた原因なしの不安は日本交通の選考を進んでいくうちに徐々に消えていった。
これが現在私が勤めている日本交通というタクシー会社のお話である。
ー社会人1年目の夏「現在の私と結び」
まだ入社して一ヵ月半で至らないことばかりだが、日々周りの優しさに包まれているという安心感と、周りの先輩方や愛すべき同期たちから日々色んな事を学ばせてもらっている。日本交通に出会ってから私の毎日はいつも濃厚で、成長で、充実していると断言できる。
「人という字は支えあっています。先輩も後輩もありません。私たちはみんなで支えあい、みんなで成長していきたいものです。」
これはこの前先輩から頂いたお話である。まさに日本交通は「人」という文字が紛れもなく似合う会社だと思う。
この記事を読んでくれた皆にもぜひ日本交通の感覚に触れてみてほしい。きっと後悔はないはず。
今日も明るく、楽しく、元気よく頑張りましょー!🚕☆彡
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