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「第1回アポロ杯」夏の俳句5句
【はじめに】
この記事では、「アポロ」さんが主催をされている「第一回アポロ杯」に、私も参加しようと思い立ち、夏の俳句5句を投稿するものです。
↓(参加要項などは、アポロさんのこちらの記事をご参照ください)↓
① 「月着陸」の古新聞や梅雨あがる
② アポロマーク遠し溽暑の国道は
③ 「今オレら、アオハルだな」とサイダーを
④ 禁使用のゴミ箱を背に遠花火
⑤ 祖母マスクへぽろぽろ八時十五分
レギュレーションの「備考」の欄に、
☆上級者の方はぜひ、初心者にも伝わりやすい、お手本となる句を課題としてください。
とありましたので、句を作った意図を簡単に補足しておきます。
《 季語選び 》
「夏」と一言にいっても、3か月ぐらいあるので、時期の順に並べた上で、意味が分からなくはないかな? ぐらいの知名度の季語を選んでみました。5句とも、全く違った「夏」を描いた作品となります。
※最後の句は、「マスク」が(こういった情勢になる前、本来は)冬の季語であるとともに、「八時十五分」というのが『(広島)原爆忌』をイメージさせる、令和時代ならではの(形式的には)季重なりのチャレンジ句です。
《 テーマ選び 》
はじめましてになる主催者の「アポロ」さんのお名前から連想して、1句目は「アポロ11号」などの月探査機、2句目は「アポロマーク」(出光のガソリンスタンドのマーク)を読み込みました。
3~4句目は、昼と夜、陰と陽で対比させた若者チックな句です。そして、5句目は、もう少し上の世代の詠み手の「祖母」を描いた作品となります。
締切日が、「8月9日」=『(長崎)原爆忌』なのですが、暦の上では、『立秋(今年は8月7日)』を過ぎると秋の扱いになってしまうので、今回は、立秋の前日(8月6日)の『(広島)原爆忌』を取り上げました。
【 おわりに 】
難しくなりすぎないように頑張ったつもりですが、それでも初心者の方に、どの程度伝わるかが不安です……(汗)
でも、noteの俳句大会・初挑戦で、自分の詠みたい作品が5句できたと思いますので、思い切って投句します!
アポロさんおよび運営関係者の皆さん、楽しい大会となりますことをお祈りしております! 以上、俳号:Rx(アール・エックス)でした~