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愛とは
以前も書きましたが、私とRは2017年の頭に出会いました。
デートを重ねながら徐々に仲を深めていったわけですが、1つずっと気になっていたことがありました。
次はいつ会える?
それは、Rが毎回のデートの終わりに「次はいつ会える?」と聞いてくる積極性があったこと。テキストとかじゃなく、必ずお別れの前に聞いてくるのです。私としては、テキスト文化で育ってきたし、毎回「次いつ会える?」と言われて、正直どう答えていいかわかりませんでした。でも、「会えない」とも言えないし、会いたくないわけでもなかったので、「え・・・えっと、週末・・・かな?」という感じの答えで(笑)
Rって、性格も穏やかだし、マッチョ(男性的なと言う意味での)な感じは全くないので、なんでそんなに積極的だったのか気になっていたのです。昨日、ふとしたタイミングで「なんでそんなに積極的だったの?」と聞いてみました。答えは、
「逃しちゃいけない存在だと思ったから」
「あとは、自信もなかったのかも」と。だから、テキストで聞くよりも、直接反応を見たかったんだそうです(私は逆にそっちの方が怖いからテキストで聞く派ですが笑)
1回目のデートで何か特別なものを感じたようですが、それを直接確かめたい思いもあって、わざわざ口頭で、デート終わりに毎回「次会える日」を確認したい思いがあったそうで。
こういう話を聞くたびに(というか、よく5年以上もこの話題にならなかったな、と思いました)、Rの愛に突き動かされてここまでやってこれたなあ、とつくづく思うのです。
決して私がRへの想いが薄いというわけではないんですが、私は結構、投げ出しちゃうことも多いタイプなので、きっと同じタイプだったらとっくに破綻して、大きな傷を負っていたことだろうと思います。
でもRの強い信念と深い愛情があったからこそ、綱渡りの場面でも私はRのもとに(心理的に)戻ってくることができる。私は深い情がある相手だとなおさら、辛い思いをしたくないがために離れたくなる傾向があるのですが、そんな私の手を離さずいてくれるRの存在に導かれてきたのだな、と思います。
心の底から、Rがいなければいまの私たちはいないし、Rの愛がなければ、私はきっといまのような幸せを学ぶことができていないだろう、と思っています。Rよ、ありがとう。この気持ちは決して忘れないように心がけています。
Netflix映画「Four to Dinner」:運命の人はいるのか?
そんな私たちですが、お互いを「運命の人」や「ソウルメイト」なんては思っていなくって、結構あっさり「きっと二人が出会ってなかったとしても、お互い別の人と出会って人生を過ごしているだろうね」なんて話しています。
Netflixの「Four to Dinner」という映画がまさにそんな話をしていて、Rと一緒に見たんですが、とてもおもしろかったです。もちろん、「He's the one!」と出会った瞬間に感じる人もいるだろうし、映画やドラマではとにかく「運命的な出会い」が描かれて、それに憧れるようになってしまうこともありますよね。
私たちの場合は決して運命的な出会いでもなかったし、第一印象で「絶対この人!」って思ったわけでもなかったのですが、きっと始まりにはRが潜在的に何かを嗅ぎ取ってくれたことが今に繋がっているのかもしれません(再度、感謝)。
いずれにしても、運命的な出会いがなくても、ビビビっとくるような相手がなくても、こうして2人の暮らしを育みながら、お互いへの気持ちを深めていき、この先も一緒にいたいと思える2人にしていくことができるものなんだな、という人生の学びの共有でした。