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日経平均トレーディング戦略 6/3-6/7
🐯むしろ、来週末のFOMCや日銀会合まで、ワンセットで考える必要がある。その時までは、米5月CPIも出ている。6月16日の週には違う景色が広がっている可能性がある。
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🦉今週は雇用統計だが、その前に、2つのISM、JOLT、ADP、JoblessClaimが出てくる。いずれも重要だが、特に重要は、ISM非製造業で、4月は50を割ったが、2か月連続50を割れると、ちょっと大変なことになってくる。市場予想は51.0。
下の表にはないが、6/6木曜日はECBの理事会だ。0.25%利下げは鉄板だ。
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🐔エゴノミスト
ISM非製造業指数が、2カ月連続50を下回ったのは、コロナ以降はない。今回、50を下回れば、リセッションが意識される。いまのところ、4月の景気下振れは一時的だと考えてる。4月はイラン-イスラエル等でマーケットが荒れた。それを反映してるのではないか。
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🐔👇先週発表された、消費者信頼感指数の短期見通しの内容。少しであるが5月には幅広に改善している。S&P500株価などと連動しているように見える。米国では、株の資産効果が消費者マインドや企業の景況にそこそこ影響を与えている。
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🐔また、先週発表されたPCEを反映して、ATLANTA・Fedが、2QのGDP見通しを下方修正したが、それでも2.7%だ。当面、米国リセッションのリスクは差し迫っていないとみる。
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🐔日本でも、マーケットが反応するかどうかは別にして、重要な指標が出る。賃金統計(水)と消費統計(金)だ。春闘賃上げ5%が経済全体に浸透しているか、「賃金と物価の好循環」が実質消費を押し上げているか、日本が3期連続マイナス成長の可能性もある。
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🦉火曜日の10年債入札や、上の表には出ていないが、金曜日の日銀による買いオペのオファーも円債や為替市場に影響を与えうる。木曜日の日銀・中村審議委員の発言も注目される。財界(日立製作所)の出身なので、為替動向にどういう言及がなされるか?
🦉👇日本時間水曜の朝にはヒューレットパッカードHPEの決算が出る。HPEもDELL同様、データセンターのサーバーを提供している。今、AIのバリューチェーンで、先行き懸念のトーンも少しずつ出始めている。期待が強すぎた面もあろう。アメリカ個別のメガテック株、半導体株の動きを注意深くみていく必要があろう。
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🐯雇用統計まで、アメリカの指標に大きな異変がないとしたら、日経平均は、基本38,000‐39,000円のボックストレーディングか、でもボラが高くなっておもしろそうや。
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金曜日雇用統計と来週のFOMCへの展望は、週半ばにでも(🐯🦉)