自分を知るためのワーク
今回は、藤本シゲユキさん著作の『幸福のための人間のレベル論〜「気づいた」人から幸せになれる!〜』を紹介すると共に、本作に書かれている、『自分を知るためのワーク』を実際に行います。
著者『藤本シゲユキ』で検索すると、リアライフマネジメントを行うカウンセラーとして活躍なさっている事がわかります。主に恋愛指南本が多い印象です。この検索結果で、なんか怪しいと感じる方はどの位いらっしゃるでしょうか?知人に勧めるとタイトルのヤバさにまず注目されます。笑
正直にいうと、以前の私なら「センスがない、なんか違うわ」と、読む気にもならなかったはずです。(大変失礼を承知です)言い換えると、私は視覚的印象や肩書きで馬鹿にしたと思います。「自分を知るためのワーク」は、直視したくなかった自分と対面する事にもなります。でもそれは、苦痛でもなんでもありません。自分に自信がない人は少なからず、本当の自分を(誰かの)理想の形へとはめようとして、そのギャップにまた自信をなくすのではないでしょうか。ああやっぱりダメなんだ、こんな自分じゃダメなんだと。
はっきり言いますが、幸せじゃないなら、ダメなことは確かです。
そんな自分は存在しないふりをする方が辛くありませんか?自分を認知して受け入れる事で、ありのままの自分を愛する準備ができてきます。でも向き合う事を避けてきた期間が長かったり、大幅な価値観の変化(いろんなものが見え始める)で認めるのにやや時間はかかるかもしれません。自分のタイミングで、気負わずやり始めてみる位がいいと思います。
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自分を知るためのワーク
注意点 あくまで自分の視点で考えて答えること。あなたがあなた自身に問いかけること
1 自分がうれしいと感じる時はどういった時か
2 自分が楽しいと感じる時はどういった時か
3 自分が怒る時はどういった時か
4 自分が悲しい時はどういった時か
5 自分が好きなものはなんなのか
6 自分の嫌いなものはなんなのか
7 自分が心地良いと感じるものは何か
8 自分が熱中したことはなんなのか
9 自分が得意なことは何か
10 自分が苦手なことは何か
11 自分ができることは何か
12 自分ができないことは何か
13 自分がしたいことは何か
14 自分がしたくないことは何か
15 自分が悔しかったことは何か
16 自分が恥ずかしかったことは何か
17 自分はどういった人に受け入れられてきたか
18 自分はどういった人に受け入れられなかったか
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いかがでしたでしょうか。因みに私は初めて書き込んでみた時、一言程度しか答えが出てきませんでした。はじめはそれでいいと思います。折に触れて何度かやるとまた面白いですよ。
答えが出たら、次は『なぜ』と問いかける。そして、次に『現実を知ろう』と続きます。何をそんなに求めているのかを自覚する事が現実を知る第一歩。自分にないものを受け入れた人から、幸せになる準備を整える事ができる。ただ抽象的にこうするといいと言葉だけが立派に並んでいるのではなく、自分でその答えを導き出すための具体的な方法を提示してくれています。
幸せは、ポンと誰かに手渡されるものではありません。これが幸せだよ、はこれが『わたしの』幸せだよなんです。自分で考えて答えを出す、そこに自分を満足させる幸せがあります。元ホストでいらっしゃる藤本さんが、多くの人に真摯に向き合ってきた結果練り上げたからこそ、このようにまとめらるのだと思います。傷付いている人、幸せになりたいのに涙を流す人をたくさん見てきたのだと思います。一人でも多くの人が、大丈夫だよ幸せになれるよと思えますように。