【元就、息子に教訓状】1557年11月25日
【元就、息子に教訓状】1557年11月25日
毛利元就が息子三人に教訓状を送る。これが後の「三矢の訓え」の話の元となる。元就の故事で最も有名な三本の矢、兄弟3人で力を合わせれば1人では成し得ない事も出来る家族融和の象徴的な教えと言われ元就の家族愛を伝えるイイ話としてる。しかし実際にはこの時3人は既に成人した武将、この様な三本の矢で教訓を与える年齢ではないので、全て嘘です。しかし元のネタはこの教訓状を与えた事です。当時毛利家は大内氏の領土を併呑し、一気に8か国の太守となる。家臣も増え論功行賞も大変な作業、また領地の平定にも苦心した。兄弟は吉川家小早川家と別家の当主。それぞれの利害関係で一触即発となる。これに業を煮やした元就が不仲の兄弟に数メートルにも及び訓戒(愚痴に近い)を送り付け反省と協力を訴えた物だった。兄弟は決してただの仲良しではなかった #光る君へ #大河ドラマ