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【家康、氏直と和睦へ】1582年12月19日

【家康、氏直と和睦へ】1582年12月19日
徳川家康が北条氏直と和し娘を氏直に嫁がせることを決め、朝比奈泰勝を小田原に派遣して納采の儀を行う。本能寺の変で権力空白となった旧武田領、関東探題滝川一益を破った北条氏直は上野信濃を席巻した。武田家滅亡時に旧臣を密かに召し抱えていた家康は酒井忠次を先遣隊に甲斐へ侵攻していた。氏直は家康の動きを見て甲斐へ、その判断が悪かった。碓氷峠を封鎖し兵站を断ち切り氏直軍4万が孤立、挟み撃ち全滅の危機に陥った。有利になった家康は即和睦交渉に入り、甲斐信濃の武田旧領のほとんどを手に入れた。もう一方の上杉の牽制には揚北衆の新発田家と内通、大規模な謀反を起こさせ南下は断念、先年来の内乱の御館の乱で国内不安の余波も大きかった。しかし徳川北条の和睦条件の上野の北条への割譲は、家康臣下に入っていた真田家の怒りを買い離脱、その後の上田合戦、関ヶ原合戦や大坂の陣まで家康を脅かし続けた #光る君へ #大河ドラマ

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