もう生ハムの食べ方で迷わない。【#デジタルで変わったこと】
デジタルで変わったことと言えば、最近はやはり生成AIの躍進が目覚ましい。
個人的には、何か「知りたい」と思った時の行動が大きく変化したと思う。
以前は、「生ハムを一番美味しくする調味料は何だろう?」と思ったら、Googleを開いて「生ハム 調味料 美味しい」などと検索ワードを考え、望む検索結果が得られなければ検索ワードを調整していた。
この能力によって業務効率に差が出ており、「いかに素早く正しい検索ワードを考案できるか」が仕事の速さに直結していた。
(まぁ、ITエンジニア界隈特有の現象かもしれない)
現在は、ChatGPTなどのAIチャットサービスを利用して、検索ワードを工夫しなくても知りたいことをピンポイントに知ることが出来るようになった。
疑問に思った瞬間、そのまま「生ハムを一番美味しくする調味料は何ですか?」と聞けば良い。
他のチャットAIの回答を踏まえた上で、包括的な回答を出すよう指示することもできる。
ところで、生ハムをかじりながら書いていたこの記事だが、提案された調味料のうち、家にあるのがブラックペッパーだけだったので、かけてみたところ、胡椒の風味が生ハムを引き立て、非常に美味しくいただくことが出来た。
ただし、まだ事実と異なる内容を述べる、いわゆるハルシネーションが起きることがあるので、絶対に正しい情報が知りたい場合、裏取りは必須かもしれない。とはいえOpenAIの「GPT-4o」などはかなり高性能で、スムーズかつ正確なやり取りができているように感じる。
特に私は職業プログラマーなのでコーディングのサポートをしてもらうことも多い。
例えば「ユーザーの入力をフィルタリングするコードが書きたいな」と思った時に、ざっくりと「ユーザーの入力を受け取って、記号などの禁止文字をフィルタリングするコードをPythonで書いてください」などと指示すればざっくりとひな形を起こしてくれるので、かなりの時間短縮につながっている。
また、目視で判断しづらい、悲しいタイプミス……photoがphot0になっていることによって発生している不具合なんかも容易く見つけてくれる。
(同業者のための詳しい説明:まともなエディタを使っていれば参照のない変数などは見て分かるようになっているじゃないかと思うかもしれないが、こういうミスをする人は、なぜかphot0を他でも参照したり宣言したりしているので、エディタの機能では拾えず地雷のようにバグが埋まっている)
チャットAIのプログラミング補助に関する能力は、どのAIも他と比べて正確性が高く実用的だと感じる。まぁ、全体の整合性を考えたりメモリの節約なども考慮するとなると人間の判断力が必要だが、さすがにまだそこまでは求めていない。優秀な新人にコーディングを任せているような気分で、気に食わない点だけ修正するよう求めれば良い。
チャットAI以外では、画像生成AIもよく使う。
例えば、小説を読んでいてキャラクターの外見や状況が想像しづらい時、文章をそのまま画像生成AIに放り込んで、自分のイメージ力の代わりに働いてもらったりする。
そんな訳で、生成AIは登場後数年を経て私の日常生活に浸透しており、もはや登場前の世界には戻りたくないと感じる。
また現在進行形で盛んに開発が続けられているため、AI関連のニュースや日々の変化を追うだけでも楽しい。このまま進めば、万人がAIを知らず知らずのうちに使っているような社会になる日もそう遠くないだろう。これからの発展が楽しみだ。
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#デジタルで変わったこと