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キノコロボット 凄いのになぜかつのる嫌悪感

比較的新しいロボット研究分野として、”植物、動物、真菌の細胞を合成素材と組み合わせてロボットを作る「バイオハイブリッドロボティクス」”が話題になっている。

キノコの真菌が発する電気インパルスを利用してロボットを制御する。

こうした金属と生態を組み合わせたロボットのメリットとして、

・極限環境に強い
・(金属と違い自然に還るので)地球に優しい

ということが挙げられるらしい。

金属はサビや劣化の影響を受けやすく、損傷しても生物細胞のように自己修復する仕組みが無い(本当は金属も自己修復する)ので菌類や植物細胞を使うロボットは先進的かもしれない。

金属部品が少なくなり、ほぼ生態のみで作られたロボット(それはもう生き物では?)が登場すれば、ロボットに対する我々のイメージを刷新することになるかもしれない。

でも……なんだろう? このキノコロボット、動いてる動画を見ても、なぜか嫌悪感が……。技術的には金属で作られていたパーツを菌に置き換えただけなのに、紫外線を浴びて跳ねてるシーンなんか……ゾクッとします。

なぜでしょう?

アリをゾンビ化させるゾンビキノコのことや、

キノコが人間もゾンビにしてしまうゲーム/ドラマ作品「The Last of Us」を思い出してしまうから?

なぜか、真菌がロボットを乗っ取って人間に牙を剥く謎のポストアポカリプスシナリオを想像してしまう自分がいます。

動く金属……カッコいい!
動く植物……ワイルド!
動くキノコ……キモい

非論理的な感覚であることは分かっていますし、キノコを食べるのは大好きなのですが……金属や植物を利用したロボットの方がいいなぁ。

そんな風に考えてしまう私は変わってるんでしょうか?

とはいえ、真菌は生存力が強く製造コストも安い。人類の未来に貢献する素晴らしい研究であることは間違いありません。いつか、我々の身近にもキノコロボットがあふれる未来がやってきたらいいですね!

……多分。


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YeKu@エッセイとか書いてる
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