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議事録「YEEELLクリエイターと物作り」

早くも6月が終わりますね。引き続きコロナには十分に気をつけているので、YEEELLでは出社もほぼフレックスのシフト制出社となりました。新しい働き方の中で日々メリット、デメリットの気付きもあり、都度体制や制度を見直しながら業務をしてます。
社員の中にはリモートワークでも全然OKな人もいれば、家の環境がリモートワーク向きでは無い人もいます。リモートワークを推奨している以上環境整備を1日でも早く整えようと考えています。即行動ですね。

最近の問合せ事情

弊社では40人弱の女性クリエイターをサポートさせてもらっていますが、各クリエイターの問合せは弊社で受けています。これだけ人数がいるのであらゆる依頼がくるのですが、
最近明らかに多くなった営業?相談?があります。
その内容は”物作り”についてです。毎日のようにくる問合せは、要約するとこの2点が売りになっています。

・好きなものをなんでも作れる
・在庫リスクは無い

お問合せをいただく事はクリエイターに興味を持って頂いたということなので大変有難い事です。”好きな物を作れる!”と言われたらクリエイターも、とても魅力的に感じる問合せだと思います。

物作りのカラクリ

お問い合わせ頂いている大体が受注生産での物作りです。
受注生産とは発注が入ってから生産を始めるので、『在庫を抱える』という物作り最大のリスクは発生しません。物を作る生産過程で調整などがあるためリスクゼロではありませんが、これは両者にとってメリットです。
※在庫を抱えない分のデメリットもありますが今回のnoteでは一旦説明を省略します。

物を作れる企業側には、実はもう1点とても重要な費用メリットがあります。
それは”広告費”です。

影響力がある人と組む事で、広告費がほぼゼロで宣伝してくれる可能性が高いのです。
普通では考えられませんが”物を作れる”という魔法の言葉によって広告費ゼロが実現します。

”物を作れる側”と”物を作りたい側”との需要と供給のバランスが取れている時は良いですが、この広告費は”物を作れる側”はプラスアルファ要素です。もちろん”物を作れる側”が広告予算も抑えてくれる事もありますが、受注生産の提案はほぼ”物を作りたい”側のインフルエンス力に頼りがちに感じます。

案件だったら受けない条件でも、受けてしまう。
”物を作れる”はとても魅力的に感じる魔法の言葉なんです。

問題なのは、「物を作れるブランド力」と「物を作りたい影響力」の度合いが吊り合わない事があることです。物作りしたいインフルエンサーは”物を作れる”という魔法の言葉で自分の価値を見誤っている人も多くいると思いますし、物を作れるインフルエンサーの影響力を過大評価してる事もあります。

物を作れる側のブランド力、物を作りたい側の影響力が等価ならば、需要と供給は成り立ちますが、僕は需要と供給のバランスが崩れているケースも沢山ある気がしています。
ここのバランスが崩れると、プロジェクトは長く続かずスポット企画で終わりお互いにマイナスイメージという最悪な結果になる事もあります。

もし自分以上のブランド力や影響力を持つ人とマッチングを求めるならば”物を作れる”側も、”物を作りたい”側も差分を埋める努力(リスクを取る事)が必要です。

求めるパートナー

高いブランド力や大きな規模感はビジネスではもちろん魅力的です。ただそれだけではなく「一緒に売れる商品を生み出したい熱量」が一番大事だと僕は思っています。問合せメールをスルーするのは簡単だけど、少なからず弊社のクリエイターを気に留めてもらったのは事実だから、もっとうまく次のコミュニケーションを取れないかを考えていました。もしかしたら隠れ熱量を持っている方に出会えるかもしれない。ただ問合せ一件、一件にこんな内容を返信する訳にはいかないので”熱量があるか”の判断ができるフォーマットを作ろうと思います。
リスクのない、クリエイターのフォロワー向けだけで売上を取るような他力本願な考えではなく、一緒にリスクを負って物作りできるパートナーが見つかる事を期待しています。

新しいマッチングの仕組み誕生か!?

今考えているフォーマットが完成したら、いただいた問合せメールに返信してみます。
このフォーマットに記入をして返信していただけたら熱量部分は伝わるので、次のコミュニケーションに進めると思います。これを繰り返し続けて実績が作れたならば新しいマッチングサービスも作れそうですね。問合せメールから新しい可能性を広げる試みです。
常に最高効率を意識して無駄な工数はかけず、新しい可能性を見出す事を続けた先に成長と成功があります。

noteを始めて頭の中で考えていることを言語化でき残せるので、noteを書く時間が僕自身とても重要な時間になっています。note最高ですね!

最後は自分を鼓舞してnoteを終えたいと思います。
明日の自分よ今日よりも頑張れ!

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