今日のこと。19の歌
最近調子が大分良くなくて、明日こそはと毎日思っているのにそれを上回る位の不調に陥っている。今日は胸がざわざわして落ち着かなくてどうしたらいいか分からなくなった。こんな風になってまでデスクに座っていないといけないのかと、仕事をしながらずっと考えていた。
自分は躁うつ寄りの人間だと、これまでの病気の経緯や主治医との話で最近自覚し始めていて(薬も気分安定薬を飲んでいる)、波がある人間だからしばらくすれば少しは良くなるかと思っていたけれど、いろんな要素が絡まって不調が極まっているのかもしれない。エネルギーがずっと欠乏状態で、自分で自分を否定して更にエネルギーを失うということもやってしまっている。もやもやを発散しなければ苦しくなるのは必然なのに、未だにその発散方法が見つからない。本当にいつも右往左往している。
今日は帰りに暗い気持ちでカフェに寄っていつものように日記を書いていたら、ふと懐かしいメロディが頭に浮かんできた。
“元気ですか?君は今も哀しい笑顔してるの?”
19の、「あの紙ヒコーキ くもり空わって」。本当に唐突だったけど、すごく久しぶりに聴いてみたら、イントロから心が掴まれた。すごく若い時に聴いていた歌だ。自分はフォークが好きなのもあって、19のハーモニカが特に好きだった。少し哀愁があるところも。それでいて、爽やかで切ないのが何とも言えず良い。しばらく何度もリピートして聴いた。他にも、その頃聴いていたゆずの「いつか」 や「からっぽ」を聴いた。切ないハーモニカが、今日の心に寄り添ってくれた。時々、こうして不意に浮かんでくる音楽や言葉に助けてもらう日がある。19は、突然でびっくりしたけど、また聴いていこうと思った。
何も積み上げられない日々で辛い。
それでも、今日が虚しいだけの一日で終わらなくて良かった。あの頃の自分と繋がった一日を思いながら、今夜は早めに眠る。