良かアウトリーチの実践から学ぶ
坂井美日さん(鹿児島大)が開催された鹿児島県の言語・方言のイベントが良さげだったのでまず紹介。
鹿児島の天文館というどうでしょう藩士にはお馴染みの場所。シンボルというかこういうわかりやすい場所でやると良いね。テレビ局からも来たようで。イベントに出していたのは以下のもの。
ワークショップ「方言カルタを作ろう」
展示 方言クイズボード
展示 方言カルタ
展示 AIせごどん
展示 AI犬かるかんと話そう
展示(ポスター)
「楽しく学ぼう!鹿児島のことば」
「奄美大島のことば」
「しまむにってどんなことば?&絵本」
「方言の歴史」
「言語・方言が消える世界とは」
「近代鹿児島の教科書」
「方言脱出ゲーム」
「方言文字アート&トートバッグ」
それぞれの詳しい内容は坂井さんのページ見ていただくとして、もう少し僕の視点から学べそうなことを。
僕は言語に限らず北星の研究全般を紹介するイベントを大学祭でやっているけど、ポスターの展示とビデオ上映だけで、去年は集客にかなり苦戦した。
坂井さんのイベントはポスター展示はあるけど、方言カルタ作りとか体を動かすものや、西郷どんが方言で話すとか、体験できるもの、そらも今の時代という感じのがたくさんあるのはとても魅力的だと思った。
こちらも今年は少し体験ブースも入れることは決まっているのだけど、もう少し広げ方があるかもしれない。
理工系の大学の学祭は研究展示が盛んでかなり羨ましい。僕は人文系でも研究を感じてもらうには何ができるのか考えてうだうだ動いているのだけど、もう少し柔軟に色々手をつけてみてもいいのかもしれない。