見出し画像

親と始める実家の片付けのタイミング

タイトルとして「親と始める実家の片付けのタイミング」
と入れてみたけど

実際のところ
「親」からしてみれば、そんな事は求めてないかもしれない

というのがホントのところ。


これは子にも言えることかもしれませんが


親が子の為だと思って進めることが
実際に子供が求めているものとは限りません


それが歳も経験も豊富に持ち合わせている「親」ともなれば
色々と衝突してくることもあるかもしれません。


そこで誰にでも当てはまる事ではありませんが
私が経験してきた
一般的な流れやポイントを紹介してみたいと思います。

1.親と片づけをするタイミングの作り方


まれに親から自然と伝えてくるケースもありますが、
基本「親」からしてみると

「この世の」片付け・整理という気持ちが先にきてしまいます
そりゃそうですよね

「これから結婚し子供を産んで」という
明るい未来とは違いますからね
だとしたら、どんな人でも不快な事は先延ばしにしたくなります


ただ、子供からしてみると(ここでは50歳程度の方を想定)
このまま親に旅立たれたら大変だなぁ…と
現実的になってしまうのも理解できます。


だって、自分自身も体力の衰えを感じてきてるんですから。

そこで今までのケースで一番スムーズにいくんだな
と思った事例を3ケース程あげてみますね

  1. 子供(50歳)の方の子育てが一息ついたタイミング

  2. 子または母の区切りがあるタイミング(還暦や誕生日等)

  3. 親の親(いわゆる祖父母)や近親者の死

しかし ③は正直スムーズではありません。
気持ち的にも整理がつきませんし、次は自分の番かと強く感じてしまう為、時間がかかります


その為にも

親の生活空間が
持ち家であるなら、まだ良いのですが
賃貸の場合は①または②の間でタイミングをみつけてみてください。


親だとか子だとか関係なく
誰もが最後に一番大切なのは命
そして「物」ではなく「思い出」なんですから。


子からの声掛けやタイミングのポイント


■ 親の誕生日等に困っていそうな用品をプレゼントする
例)食洗器・お風呂掃除のブラシ・履きやすそうな靴・軽めの鍋

最近〇〇してる時がキツそうだな…
と思うものを楽にしてあげるアイテムをプレゼントすることを
薦めてみると「これ、もう必要ないかな」と
前向きに整理してくれるようになります

■ 自分の子育てなどが落ち着いたときに”まずは自分の整理”から取り組んでみる
※もし実家に自分の荷物があるようでしたら、そこから片付けてみてください

「私も少し落ち着いたから片付けとこうと思って、整理してたんだけどコレ使わない?」
と。逆に声をかけることで

え?そこでコレ使わない?とか聞いちゃったら
余計に片付かないじゃない!

と。思うかもしれませんが
そこが不思議なもので
「うちもそろそろ片付けないとね」や
「もらっとこうかな?」と言われるとその次の言葉が進むんです。

「ならコレあたしが貰っていい?」

と。そうすると物の所有者が変わるので
例え親の物だったとしても、今度は自分の判断で処分することが出来るんです。

親の家の片付けなのに
何とも不思議な事を言ってるなあ…と思われる方は
ぜひ騙されたと思って挑戦してみてください(笑)

不思議なくらいに、お互いが疲れることなく
片付けがすすみますよ


予告≫次は「実家は持ち家?賃貸?」について書いてみようと思います

いいなと思ったら応援しよう!