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I'm thinking ...

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「Thinking」では、 日常生活で感じたこと働いていて考えたことなど ひとりごとを書いています。
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#家族

結婚の是非を問いたいわけじゃない

結婚しないかもしれない。 そんな気持ちを持ったのはいつからだろう。 父と母の離婚がきっかけ? それよりもっと前から感じていたような気もする。 「いつ結婚するの?」 「いい人いないの?」 いつだってこちらが結婚したいことが前提だ。 結婚したいのにいい相手が見つからない、 なんて一度も言っていないのに。 こんなことを言うと、 「負け惜しみだ」 「僻みだ」 そう言う人もいる。 いつだって結婚している人は羨まれる対象だ。 どんなに僕が今に満足していても。

父と僕を繋いださくらんぼの詩

昨夜Twitterを見ていると馴染みのある名前が目に飛び込んできました。 閉まっていた感情が一瞬にして蘇って、感情を言葉にせずにはいられませんでした。 父の書斎にはお菓子BOXというものがありました。 高い本棚の上に置いてあるため僕や妹の背では届かず、それはそれは特別輝いて見えました。 ご飯ができて父を呼びに行ったり、母に頼まれて何かを渡しに行った時、にやにやしながら箱を指差しせがみました。 父がくれるお菓子はチョコレートやクッキーなど甘いものが多かったのですが、常

いっぱい食べなさい

そう言われるのが得意じゃなかった。 子供の時は訳も分からず ニコニコしてればよかったけど、 思春期真っ盛りの学生時代は 食べてるよ、と反抗的な態度をとっていたし 外食先で言われると恥ずかしいと思っていた。 長期休みで祖父母の家に行くと 祖母は沢山の手料理で僕たちを迎えた。 そして食べている僕や妹に向かって 「いっぱい食べなさい」 と言うのだった。 たまに会う祖父母に冷たい態度はとれないと 思春期や反抗期の僕でも分かっていたから うん、とだけ答えた。

”辞めたい” というより ”始めたい”

先日、母親と2人でお酒を飲みました。 家族でご飯を食べることはよくあるけど、2人でお酒を飲むことはあまりなくて、変に構えている自分がいました。 こんな状況だしあまり混んでいるお店には行きたくないねと言いながら、とても雰囲気のいい串焼きのお店を見つけ入りました。 お互いに一杯目を注文し、続けて食べ物を注文。なぜか母は串焼き5種を2つ頼みました。 乾杯をしてしばらくすると、頼んだ串焼きが運ばれてきました。その串焼きを見て母は「あ、そういうことか、じゃあ頼みすぎちゃった」と