初心者向け。ハンドメイド作品の販売価格をどう決める?
さ、今日もやっていきます。
ハンドメイド作家の売上UP
ノウハウブログです。
このブログではハンドメイド作家として
活動していき、副業・起業に役立つ内容を
お送りしていきます。
今回のテーマは
〝作品の価格をどうやって決める?〟
についてです。
初心者向けに優しく解説していきたいと思います。
価格決めは一生のテーマ。
経営・マーケティングそのものです。
ここを誤ると売れる作品も売れませんから。
やっていきましょう。
・原価を把握しているか?
趣味でハンドメイドを行うなら
テキトーで良いのですが
ビジネスにしてキチンと販売を行い
売上や利益確保をするなら
お金の知識は識る必要がありますね。
では今回解説するのはハンドメイドの
どんなお金の知識か?
それは単純明快で
〝材料費にいくら使った?〟を抑える事。
例えば昔僕が作ったこのお財布なら
・革代が¥1,000(特価で買えた生地)
・ボタン代が¥40
・糸がだいたい¥100
・仕上げ剤(トコノール)が¥200分使った
・オイルが¥100分使った
と、この様に
作品に使われた全ての素材を
洗い出して計算しましょう。
糸とか、オイルは
使った分の値段計算は
〝だいたい〟でOK。
そうするとこのお財布は
¥1,440という事になります。
これはこれから販売を始めたい初心者の方に
是非抑えておいてほしい基本知識でございます。
・包装費や販売手数料もきちんと抑える
販売をするにあたり
初心者がいきなりお店を構えるなどは
難易度高いので
まずは〝メルカリ〟でお試し感覚で
販売をしましょう。
その際に
不用品販売をした人なら分かると思いますが
メルカリでは売る側にも
お金の負担がかかりますよね?
それは何か?
・販売手数料(メルカリなら売れた価格の10%)
・商品の梱包包装費用
・送料(今回は出品者負担とします)
が売れた時にかかりますよね。
これもキチンと原価に加えて
抑える必要があります。
例えば先ほどのお財布
¥1,440なら
メルカリで売れた時手数料として¥144円が
差し引かれます。
また、包装は
100匀のプチプチ、透明袋、封筒を使った分だけでざっくり計算すると
約¥100とし
送料も発生します(約¥250とする)
これら経費を合わせると
¥494
おさらいすると
お財布の原価は¥1,440
梱包送料費用が¥494
となった。
・初めての販売は利益ゼロで販売してみよ
では、さて
コチラ原価¥1,440のお財布を
初心者が初めて販売するなら
僕の理論ですが、利益ゼロがオススメ。
それはなぜか?
①安くするほどすぐ売れる傾向がある。
自分の力で買い手を見つけて販売し、
メッセージでやりとりし、
自分の作品を知らない人の手にお届けして
使ってもらうという
この一連を体験してもらいたいから。
②ハンドメイド初心者は
作品技術も
メルカリに使う作品掲載の写真も
商品説明の文章も
まだ修行中という事で
本業でやってるプロよりどうしても劣ってしまう。
利益とは付加価値なので
もっと技術や写真のクオリティを高めてから
利益はのせましょう。
最初から〝儲けてやろう〟
と思わないこと。
では
話を戻すと
¥1,440で販売するにあたり
包装送料が¥494かかるので
合計した¥1,934が利益ゼロの
販売価格となる。
まずは利益ゼロで
自分だけの力で商売を成立した経験を
買って頂きたい。
・売れてきたら利益をのせる
この一連を体験して
売れていく様になると
・作品づくりの技術も向上し
・メルカリ用の写真も
もっと魅力的な撮り方に
・文章だって丁寧で気持ちのいい文章や
メッセージができるようになる
とこれらの力が身についていきます。
(写真撮影や文章術は別のブログに書きます)
もちろん、自然には身につかないので
そうゆう本を読んで〝勉強〟する必要があります。
オススメの本↓
力がついてきたら
いざ、
利益をつけていきましょう。
ここで一つクエスチョンを
利益とはどういう風にキマるか?
先ほどの
原価+包装送料+利益など
=販売価格
となるのですが
利益や販売価格は
自分で決めるのです。
でも、販売価格をいくらにすれば良いか
わかりませんよね?
決める手順があるので
ご紹介します。
①その作品作りにかかった時間や日数は?
もし、
今から販売しようとする作品が
3時間とかなら
時給を¥1,000として
¥3,000を載せましょう。
さっきの僕が作ったお財布だと
6時間かかるので
¥6,000とすると
原価¥1,440+
包装送料¥494+
時給¥6,000(これが利益)
=¥7,934となる。
数字にキリが悪いので
¥7,990とか
(末尾に9か8か4か0を付けるのは
電気屋やファミレスが良くやる見せ方)
¥8,000ちょうどにすると
売れやすくなる。
或いは¥8,400とかでもいいかな?
(9、8、4、0は心理的に売れやすい数字。
百の位を末尾として、これらの数字を使うのもアリ)
②売ろうする作品がいくらで販売されてる?
自分と同じくらいの
キャリアの技術力の作家さんが
同じような作品を
過去にメルカリでいくらで
販売しているのかを調べる
そして、例えば実際に他の作家さんが
¥10,000で売れていたとすると
その作品は¥10,000で売れる可能性が
出てくるわけです。
そうすると
先ほど上がった数字
●¥7,990や
●¥8,000でもいいし
●¥8,400でもアリと言いました
そして
●¥10,000でも他で売れてたなら
これらを加味してプライシングしていくわけです。
これら4つの値段の平均値だと
¥8,597.5→¥8,800(キリよく)
くらいかな?
と
自分で計算して値段の
精度を上げていくわけです。
そして、じゃぁ¥8,800で販売してみる
でも、もし
¥8,800なら原価¥1,440と
包装送料¥494を引くと¥6,866が利益。
6時間で作れるなら時給1,144という事。
それが自分にはちと高いかな?と思うなら
もっと下げても◯
そして、技術がもっと上がり、
他の作家さんにない付加価値や
アフターケアサービスを
充実させる事ができるなら
¥9,000とか¥10,000へと
値上げしても良いかと
思います。
・価格付けに迷ったら原価の◯◯倍に
これはとっておきの方法。
先ほどのやり方で
利益を決めて
価格をつける方法をご紹介しましたが
中にはなかなか迷って決められない
とか
リサーチみたいなのがまだ苦手
という方に、すんなり
値付けする方法をご紹介します。
それは
(原価+包装送料費用)
の
3、4倍にするだけ。
僕の先ほどのお財布
原価が¥1,440に包装送料が¥494
合わせて¥1,934
となります。
これが3倍なら¥5,802
4倍なら¥7,736
となります。
さっきのやり方より
安くはなりましたが
原価+包装送料が合わせて¥1,934なら
最初は3倍や4倍の設定で
決めても良いかもしれません。
と、いうのも
¥1,934に対して
3倍の¥5,802なら
原価率は33%
粗利率は66%ほど
※原価率とか粗利率とか難しい話は
また別で解説します。
これは決して悪くない数字なので
原価+送料包装費用の3倍から
初めて見るのもアリです。
迷ったら3倍。
強気で行くなら4倍。
この法則使えば
妥当な利益率となるので
是非抑えておいて下さい。
今日はこの辺で
値段付けの講義を終わりたいと思います。
最後まで読んで頂き、有難う御座います✨
わかりにくい部分や
質問は大歓迎です✨
メッセージ下さい✨
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ではまた‼️