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『八本脚の蝶』をゆっくり読む - 0

これまでに読んだ本の中で、受け取ったものの量が人生で最も多いのは間違いなく『八本脚の蝶』だ。

この本について

この本は、著者である二階堂奥歯さんが、2001年6月13日から、亡くなってしまった2003年4月26日までのブログ(Web日記)を本にしたものだ。そのブログに関しては現在も以下のリンクで見ることができる。


2006年1月1日に単行本版がまず発売され、先月2月6日には文庫本版が出版された。この本とは高校生の時に出会い、それから10年以上経つことになる。それから2,3年に一度は読み返している本だ。

ゆっくり読む

文庫本が出たことをきっかけにまた一度読み返そうとした時に、せっかくなのでこれまで以上にじっくりと読みたいと思い立った。そこで、日記を数日分ずつ読みながら、日記の中に出てくるものや人について調べて、彼女が見たものをより詳細に知っていき、それを記録しておきたい。

記録については、調べれば出るような簡単なものになると思うが、特に、彼女が言及した対象の画像を可能であれば見つけて添付しておきたい。また、日記を読んだ時の自分の考えや、この本と出会ってからの10年の記憶を書く。彼女が引用している本についても、影響を受けて読んだ本がいくつもあるので、そのあたりも合わせて記録しておきたい。

どのくらいのペースで読むことになるか分からないが、少しずつ、可能な限り正確な情報をこころがけて記録したい。言及する日記の日付については分かりやすいように書いておくので、彼女の日記を読みながら、こちらの note も読んでもらえるとうれしい。


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