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社員を思う社長の財務戦略

大竹です。

夏に決算を迎えたご支援先が
2社あります。

おかげさまで、2社とも
業績が伸びており、

伴走してきた甲斐が
ありました(涙)!

そのうち1社は

1年で年商が12億ほど伸びましたが、

途中で資金がなくなりそうで
ヒヤヒヤしました。

週末に資金繰り表を見ながら、
ゲッソリしたことを思い出します。

年商を伸ばし、
借入を増やさず、
手元資金は2億アップ。

キレイな着地です!!

この会社さんは、

私が初めて、週1回出社で
財務支援を行ったお客様です。

売上が増えるほど
在庫仕入が先行して、
資金が消えていく・・・。

そして、支援に入って初めて

諸事情で銀行から融資を受けられない
事実を知りまして(汗)

いや~

この焦燥感は
言葉にできませんね。

その時には、
どうしたって視野が狭くなる。

鼓動が速く、大きくなり、

ネガティブな未来予想図が
頭から離れない。

こんな状況で、本当に
【地域や社員のこと】を
真剣に考えられるのかと・・・。

それまでは月1面談でご支援する
お客様だけでしたから、

密着伴走で感じた
この【冷や汗が出る恐怖】は、

未経験だったんですよね。

「究極の資金管理は、
資金繰り表を作ることではなく、

資金繰りなんて忘れられるほど
手元の資金を厚くすること。」

これは、私の言葉ではありません。

たった1代で、
ゼロから時価総額1000億円以上の
会社を作り上げ、
売却した方に聞いた話です。

日本文化では、どうしても

おカネの話を敬遠してしまう
文化があります。

でも、生き残りをかけた
ビジネスの世界では、

おカネの存在は無視できません。

この1年の密着伴走体験で、
改めて、

【物心共に満たされて、
初めて他者に思いが至る】

ということを痛感しました。

そう考えていくと、
経営者に密着伴走しようとしたとき、

会社の財務だけを見ていていいのか?

経営者の家族と、それを守るための
資産のことは、考えなくていいのか?

となってくるんですよね・・・。

それではまた!

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