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仲間という幻想にとらわれず。(2021年7月7日(水))


私にとってのこれまでの「頑張り」って、自分と同じ場所にいると思い込んでいる人たちに対して、「なぜこの私を認めない?」と思ってしまう幼稚さのことだったんだ。
そんな自分の構造に気がついて、はっとしている朝です。

例えば、『ほぼ日の學校』の私にとっての居心地の良さは、①「他人(とりわけ場の主催者)の評価の目線」を集めようと己を誇示する場面がないこと、②自分のペースでコンテンツを見たり見なかったりすることができ、「追い立てられる感覚」が一切ないことにあって、

私がかつて「しんどい」と感じた、「大勢の人たちを仲間という『枠で囲った』うえで、その枠の中で『発言や貢献』を強く求められる」場所とは違うのだなと思ったのですけれど、

そもそも私の中に、「私のことも仲間と思え!積極的に交流しろ!」と思ってしまう心理があるからこそ、こうした場にしんどさを感じていたのだと気づいたのでした。

自分がこういう罠に引っかかるたちだということをよく知り、「誰かと同じ目的を持って一緒にいる」という幻想を慎重に避けていこう、ひとり気ままに「芸術」をしたり、「旅」をしたりしてあそぶ時間を増やそう。そう思ったのでした。

#エッセイ #日記 #memento

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