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自分でできる子供になる!褒め方・叱り方とは?


こんにちは、吉川です。

娘がもうすぐ2歳になります。
少しずつ話すようになり、おもちゃを触ったり落としたりして遊ぶようになりました。
「いや!」などと感情を出すことも増えて来ていて、少しずつ自我が芽生えているのだと、成長を感じてます。

先日、奥さんの本棚から興味深い本を見つけました。

『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 』
です。
https://www.amazon.co.jp/dp/479932599X/ref=cm_sw_r_awdo_76CEJ65P57PCMYQ92XWA


帯の「声掛けでイライラが笑顔に変わる」という文章に惹かれて読んだのですが、知らない事ばかりで驚きました。
注意の仕方や褒め方は、普段から気をつけてはいたつもりでしたが、やってはいけない褒め方・叱り方をほぼやっていた事に気づきました!!

*条件付きの褒め方・叱り方になっていませんか?

はじめに書かれていたのは「条件付き子育て」についてでした。

例えば
早く課題が終わった子どもに対して「すごいね!早かったね!」と褒めたり
「約束を守らないならもう絵本読んであげないよ」と叱る。

この褒め方・叱り方は条件に基づいて褒めたり叱ったりしている事になります。
しかし、この条件付きの子育ては、
「褒美と罰」を使って愛情をネタに子どもをコントロールしてしまっていることになり、子供の自己肯定感が低くなったり、親子関係に歪みが出てしまったりするようです。

大切なのは、子供を一個人として尊重すること
行動の良し悪しに関わらず愛情を注ぎ、気持ちに寄り添う「無条件の子育て」なのだそうです。

*子供が育つ上手な褒め方
本には3種類の褒め方が書かれています。

①おざなりほめ:具体的ではないほめ方(例:「すごいね」「上手!」)
②人中心ほめ:性格、能力、外見の表面をほめる(例:「頭がいいね」「優しいね」)
③プロセスほめ:努力、過程、試行錯誤の手順をほめる(例:「頑張ってやりきったね」「諦めなかったね」)

大切なのは③のプロセスを褒めること。
①や②の褒め方をすると子供が褒められ依存症になったり、チャレンジ精神を失ったりするそうです。
「成果よりもプロセスを褒める」
「具体的に褒める」
「何をどう頑張ったのか(オープンクエスション)で質問する」

ことが子供の自立に大切な褒め方なんだそうです。


*子供が育つ上手な叱り方
叱るときのポイントは「罰を与えない」ことなのだそうです。
本には上手な叱り方についてポイントが書かれていました。
ステップ①「ダメ!」「違う」をできるだけ使わない
ステップ②結果より努力やプロセスに目を向ける
ステップ③なぜやっていけないのかのか。理由を説明する
ステップ④親の気持ちを伝える

*最後に

子育ては本当に教わることばかりです。
正解を押し付けない事や、子供の意向を理解する事、プロセスをみて褒めたり叱ったりすることの大切さを教わりました。
また、子供だけではなく大人との対人関係でも大切にしたい考え方だとも思います。

この本を読んで、前よりもコミュニケーションをとる事が楽しくなった気がします。

今日もありがとうございました!
吉川康弘(よっしー)

<参考文献>
・https://honcierge.jp/articles/shelf_story/11128
・https://jyukuerabi.com/column/5737


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