創業20年。これからの仕事の在り方について考えてみる。
皆様こんにちは!
やよいliving経営戦略部チーフの羽田流星です。
noteを投稿するのは久しぶりになりますが、今回も気合いを入れて書かせていただきました。(笑)
どうぞ最後までお付き合いください。
前回私は「寝具の廃棄問題について」という記事を書かせていただきまして、ありがたいことにたくさんの方に読んでいただきました。
まだお読みでない方は、ぜひこちらも合わせて読んでいただくとうれしいです!
https://note.com/yayoi_living/n/n8d082349bdd4?sub_rt=share_pw
今回は、私たちが創業20年を迎える節目でもありますので、これからどのようなことをやっていくのかについて触れていきたいと思います。
早速ですが、「これから」についてお話しするうえで外せないのが「AI」についてです。
先日、ソフトバンクの孫正義社長が衝撃的なプレゼンをしているのを拝見しましたが、皆様ご覧になりましたでしょうか?
「◯年以内に全人類の英知の1万倍を持つAIが誕生する?」
これはソフトバンクの孫社長のプレゼンから抜粋したものです。
孫さんは、「全人類の英知の10倍を持つAIが、10年以内に登場し、その次の10年は10倍ではなく、1万倍のAIが誕生する」と語っています。
孫さん:「AGIの世界になると自動車は自動運転になり、交通事故も大幅に減少します。そうすると、より安く、より安全に、より確実に、より早く物が届けられ、モビリティがAGIによって置き換わっていくのです。」
孫さん:「また、AGIの世界では、需要と供給のマッチングが行われ、不良在庫がない秒単位のジャスティン・タイムが起き、カスタマーサービスにおいては、相手の問題に寄り添った、より人間らしいサービスが実現。さらに、投資の世界では、「私はお金持ちになりたい」と一言いえば、AGIが口座を開いて、取引をして、成果を届けてくれるようになります。」
これだけでも相当すごいのだが、続けて孫さんはこう話します。
孫さん:「その次の10年は10倍ではなく、1万倍くらいになります。1万倍の世界になると、もはや議論の余地はありません。1万倍というのは、人間対猿ではなく、人間対金魚です。金魚のニューロンは人間の1万分の1です。」
立場的に「人が金魚になり、AIが人となる。」
そんな時代がここ20年以内にやってくるというのです。
「人間にできてASIができないことはあるのか?」
ここ20年以内にAIが人間を追い越してしまう。
この話を聞いたときは正直暗くなりました。
この先どうすれば良いのだろうか。
家族や友達、仲間たちと共に生き抜いていけるのだろうか。
私は、ASIに負けない要素があれば良いのでないか?と思い、人間が持っている特別なものについて考えてみました。
AIと人で絶対的に異なる部分はどこだろうかと考えたとき、まず浮かんだのは「感情」でした。
「AIには知識こそあるが、感情はないはずだ。」と。
孫さんも「AIの時代では、自分がどのような願望があるかを強く思うことが重要だ」と話していました。そうだ間違いない。
しかし、ふと思い出しました。
。。。彼はロボットだが、笑うし、泣きます。
人の気持ちに寄り添って会話もできます。時には𠮟り、時には励ましてくれます。
そんな彼に果たして「君には心が無いよね」といえるでしょうか。
私はすぐに感動してしまうタイプで、幼かったころに観たドラえもんの映画で何度も泣かされてきました(笑)
彼には心があるから、のび太や仲間たちとの物語になって感動を生むのですよね。
しかし、ASIの話を聞いてからですと、あれもAIの力でプログラムされた実際には感情とは別のものなのだと考えてしまいます。
「それはアニメの話でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、人間の1万倍賢いAIなのですから、ドラえもんも作れてしまいます。ASIがあたかも感情のようなものをプログラムとして組み込むのです。でも、私たちは金魚なので、そのプログラムの理屈を考えたところでわからないのです。私たちの想像をはるかに上回る知能なのですから。
ここで気が付きました。
そもそも人間とASIの違いを考えることは無駄なことなんだと。
金魚が人間のことなんて考えないのと同じです(笑)
金魚は金魚。人間は人間。AIはAI。
本来比べるものではなかったのですね。
しかし、ASIが完成したら人間はどうなるのだろうか?
それは、まだ誰にも分らないことです。
いえることは、ASIが完成するのに10年~20年。
ASIにおびえるだけでなく、自分たちが想い描く未来にできるように、いま動ける私たちが行動していくことが重要だということです。
人は不完全な生き物ですが、その不完全さを「協力すること」で補ってきました。人は協力することで何倍もの力を発揮するのです。多くの方の力が合わさったとき、もしかしたらASIを凌駕できるかもしれません。
ドラえもんのキャラクターで例えると、のび太君は「勉強が苦手な落ちこぼれ」。でも「射的の腕前」はかなりものだし、「誰かを想う気持ち」は人一倍強いものがあります。
スネ夫は、お金持ちなことを自慢し、力自慢のジャイアンのそばにぴったりで、びびりなキャラクターですが、いざというときは誰にもできない難しい操縦をこなし、歯を食いしばって活躍する男前なところがあります。
ジャイアンは、力自慢のガキ大将。暴力で支配するところがありますが、友情にも熱い男。頼りになるムードメーカー的存在です。
みんな不完全ですが、最後には強い敵をみんなで協力して倒しますよね。
その他にも私は、漫画が好きでONEPIECEが特に好きなのですが、同じ目標達成のためにあきらめない仲間がどれだけ心強いことか。仲間の素晴らしさを教わりました。
私たちが目指す世界
私たちが目指す世界は「携わる全ての方が幸せになる」世界です。
自分たちが、「頑張って頑張って伸ばした手が届く範囲」のみんなが幸せになってほしい。そう想う人であふれる世界です。
私たちはお客様はもちろん、従業員、職人、環境、社会を想った物作りを20年間、主にふとんリフォームという事業で走り続けてきました。
私たちは、これまで約45,000人のお客様からお布団のご注文いただき、その中で様々な想いを聞いてきました。
20年の中では時には「ふとんは買ったほうが安い。」「綺麗ごとだ。」などといったお言葉を受けることもありました。
それでも「想いをつなぐものづくり」に共感してくれるお客様がいるかぎりこの事業を続けたいという気持ちでいるのです。
弊社を選んでくださったお客様の皆様、本当にありがとうございます。
人にはそれぞれ異なるストーリーがあります。
そのストーリー、背景にあるものを大切にした、お客様に向き合ったサービスをこれからも続けていきたいと考えています。
来年度実行していくこと
そして、来年度からはその想いで生まれたとあるプロジェクトを始動させます!
本件は日本全国でどこもまだやっていない新しいプロジェクトです。
詳細はいろいろな理由でまだ明かすことができませんが、来年度必ず実行します。
もちろん「ふとん」に関わることです。
ふとんの新しい可能性にきっと驚きます!
発表をぜひ楽しみにしていてください。
それではまた次の記事にて!(^^♪
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