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間もなくデフリンピック!ご存知でしょうか??

こんばんは、チーママやよいです。みなさま、デフリンピックってご存知でしょうか?オリンピックやパラリンピックはご存知だと思うのですが、多くの方はご存知ではないのではないでしょうか。それくらい知名度がまだまだ低いんですよね。
コ口ナで延期されていたこのデフリンピックが5月1日から15日までブラジルで開催されます。なんと第24回目。そんなに何回も開催されていたのに知らなかったなんて・・・本日はこのデフリンピックについてお伝えしたいと思います。

じゃ~ん、応援Tシャツ家族分、3枚注文し先日届きました。主人と娘はブラック、わたしはこの綺麗なターコイズブルーのです。デザインもいいし、生地もいい感じです。この注文についてはちょっと問題があったのですが、またいつかお話いたします。

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる

デフリンピックは、ろう者、つまり耳が聞こえない方のオリンピックです。

パラリンピックにろう者の方がいなかったことに、どれほどの方がお気付きだったのかなと思います。
私は以前、はな子ママに教えていただいたおかげで知ることができました。

デフリンピックは、
1924年フランスで夏季大会、1949年オーストリアで冬季大会としてスタートしました。
国際手話によるコミュニケーションをはかります。

参加資格は、音声の聞き取りを補助するために装用する補聴器や人工内耳の体外パーツ等をはずした裸耳状態で、聴力損失が55デジベルを超えている聴覚障害者の方と決められています。
ですので、補聴器等を装用することは禁止されています。

国際パラリンピック委員会が、1989年に発足した時は、国際ろう者スポーツ委員会も加盟していました。
年号を見ていただいたらわかりますが、ろう者によるオリンピックの方がずいぶん早くに始まっていたことがわかりますね。

なぜ、パラリンピックとは別になってしまったのでしょうか。

デフリンピックは独創性を追求するために1995年にパラリンピックの組織を離れます。

パラリンピックがリハビリテーション重視の考えで始まったのに対し、デフリンピックはろう者仲間で記録重視の考えで始まりました。
目的としていることが違ったんですね。

各国の手話はそれぞれ歴史があって違うので、国際交流の中で世界中に通じる手話が作られてきました。
言葉と同じで手話も各国で違うんですね。

デフリンピックは、なんとオリンピックとほぼ同じルールで行われているようです。
違うところは、スタートの合図などはの代わりにで見えるように合図を送っているところでしょうか。

耳が聞こえないことは、目に見えない障害と言われています。
確かに見た目ではわからないですよね。
このことをわかっているようでわかっていなかったのかもしれません。
道を歩いていても聞こえていないかもしれないという前提で過ごしたことはなかったかもしれません。
”すいません、落ちましたよ”と声をかけても聞こえていないこともあるということです。
普通は”無視された”と思うことでも、そうではないこともあるということを頭にいれておかないといけないんですね。
このデフリンピックを知ったとき、改めて考えさせられたことでした。

ここでパラリンピックについても少し。
パラリンピックは、日本語で国際身体障害者スポーツ大会というふうに訳されていて、デフリンピックと違ってマスコミも大きく取り上げています。

パラとは英語でパラプレジアといって、”下半身の麻痺”を意味します。
もともとは、戦争で脊髄を傷めてしまった軍人さんのリハビリとしてイギリスの病院で車いす使用のアーチェリー競技会をしたのが始まりと言われています。

1回目のパラリンピックは1960年のローマ大会ですが、この時はまだパラリンピックという名称ではなく、1964年の東京大会のオリンピックの時に初めてパラリンピックという名称が使われるようになりました。
この時は、パラレル、”平行してもう一つのオリンピックをする”という意味でパラリンピックと言われました。

デフリンピックは上記のように、パラリンピックより歴史が深いのですが、日本での知名度に圧倒的な差がありますよね。

選手の方たちが悩んでいることは、今まで一度も日本で開催されたことがないことです。
開催されたことがないため、そしてオリンピックと連動していないために、知名度が全然ありません。

ぜひこの記事を読んだ方に知ってもらえたら幸いです。

デフリンピックに出場される方には、歓声やエールは届きません。
どうやったら応援になるのか。。。
手話や目からの情報、表情からですが、今はマスクでほとんどそれも見ることができません。

また、今回のように遠いブラジル開催で、選手の方たちの金銭的な負担も多いようです。日々のトレーニングにもたくさんのお金がかかっています。
はな子ママが通われている日本初の高地トレーニングハイアルチという低酸素トレーニングをするスポーツジムで、はな子ママはこのデフリンピックに出場される方(森本さん)に出会われ、いろいろなお話を聞かれたようです。

Tシャツの売上金は全て陸上競技の代表選手団の渡航費用に使われます。
そこで、わたしも微力ながらTシャツを着ることで少しでも応援になればと思い購入いたしました。

日本の選手の方々のご活躍を祈っています!!!


それでは、最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです!
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!

千字文をお手本としていますので、ふだん私たちが書いている字と少し違いますね。お気付きかしら。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

おやすみなさい💤

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