異文化で生きる帰国子女のリアルと感謝
ロサンゼルスの自然火災がすごいことになっていますね。近隣にお住まいの方々はどうかご安全にお過ごしください。米国在住期間が長いにもかかわらず、東部から最も遠い米国西側のカリフォルニアは未開拓です…。仕事での立ち寄りや、旅行の経由地として一瞬通ったことはありますが、実際にはほとんど知りません。映画好きなので、ハリウッドも訪れたいと思っていたところです。それで気になってGoogle Mapを開くと、火災の発生地域がまさにロサンゼルス中心部であることがわかりました。衝撃を受けています。日本人も多く住んでいると思うので、被害が心配です。一刻も早く事態が収束することを祈っています。
『(元)帰国生による手記たち』マガジンへの追加の御礼
さて、今回は御礼の記事になります。下記のマガジンに追加してくださったぐるるさん、ありがとうございました!
実は、このマガジンを密かにフォローしていて、「いつか掲載していただけないかな~」と妄想していた瞬間がありました。「自薦・他薦を問わず」と書いてあったので、メールを送れば追加していただけるかな?と頭の片隅をよぎったこともありましたが、そんな余裕もなく、ただひたすらに記事を書き続けていました。その最中に、このような嬉しいお知らせをいただけたことが嬉しいです。
Global Roots and Routesの頭文字(ぐるる)
また、ぐるるさんの発足記事にとても共感したので、下記の引用を共有させていただきます。
帰国生としての体験を振り返って
私の帰国生としての汗と涙を綴った記事は下記になりますが、国を超える経験は、どんなに幼くてもとても大変なものです。振り返ると(振り返らなくても)良いこともたくさんありますが、大変なことも多く、その後の人生に大きな影響を与えます。海外在住時には本人が意識していなくても、さまざまな試練が待ち受けているものです。仕事の都合で移住を決めたとしても、「子どもの英語が上達しますように!」という期待の裏には、(帰国子女になる本人and/orその家族が)乗り越えなければならない困難が多く存在します。そして、また母国に戻った時の衝撃も…。
例えば、「私は誰なんだ?」と自分のアイデンティティがわからなくなったり、転校を繰り返して新しい友達を作るのが億劫になり、心身ともに疲れてしまったり、文化的背景の異なる人との口論で一生忘れられない傷を負ったり、性格が180度変わってしまったり…。人それぞれ、さまざまな経験があると思います。ぐるるさんのブログは、そんな帰国子女がたくさんいることを教えてくれる、心強い場です。
この励みを胸に、これからも「帰国子女」としての体験を綴り続けたいと思います。そして、悩んでいる「帰国子女」の方々、海外移住を検討している方々、そして少し帰国子女の世界を覗いてみたいと思う方々に、この想いが届くことを願っています!