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アメリカの保育園探しから登園まで


渡米してからようやく"me time"が訪れました

昨日から息子が保育園が始まりました!
母親が最も緊張して寝不足、まるで二日酔いのごとく、寝ぼけ眼で朝お弁当を作り送り出し、お昼ご飯も二日酔いのごとく、インスタントラーメン。
アメリカについてから初めて食べるラーメンは格別な味がしました。

眠いけれどちょっと掃除をして、
息子がいなくなるとすっぽりと穴が空いた感じがするかと思っていたのに
一人時間でやると決めていたリストを開いて
いざとりかかってみると、気持ちが整理されていきます。
ゆっくりと、浅いバスタブにお湯を張り、
友人から頂いたバスソルトを入れてお風呂にも浸かってしまいました…

初日からフル預け(8:30~17:30)にした点、少し心配しながらも
先生からは息子の楽しそうな写真がSMSで送られてくるなど、
余裕の様子をみせていた息子。
しかし、お昼寝をしようと思った瞬間、先生から連絡。

息子がランチタイムからママのことを探し始めupset(不機嫌で泣く)
になってしまい、15:30にお迎えにきてとのこと。
"He missed mama."と先生に言われ、ちょっとお疲れ気味の顔で
私を見てニッコリ微笑んでくれた息子でした(泣けます)

保育園探しが思った以上に大変だった

さて、渡米後ご無沙汰していたのも生活セットアップと
夫の大学のコミュニティ交流で忙しくしていたからです。
大学のコミュニティ交流については帯同の私も参加できるものが多く、
かなり時間を費やしています。また別でまとめておきたいと思っています。

生活セットアップに関しては、保育園探しが一番大変でした。
面積が日本の25倍と言われるアメリカ。
ひとつの地域(county)に無数の保育園があり、
まず何を基準に決めていけば良いのか見当がつきませんでした。

そして私たちは渡米中、親もquality time(自分を磨く生産的な時間)
がほしい。できれば9月から。と考えていました。

夫が私と息子の2週間ほど前に渡米し、保育園探しを始めました。

最初のアプローチとしては2つ

  1. 大学コミュニティの経験者からの口コミをもとに情報収集し、
    個別に保育園にコンタクトをとる

  2. 州の保育園探しを手伝ってくれる団体にコンタクト

1.で夫は20, 30か所の保育園に電話やemailを送り続けましたが、
 応えてくれた保育園はほとんどありませんでした。
 理由としては、7月時点で8月~9月入園の空きがほとんどなく、
 6月~8月まではアメリカは夏休みです。
 先生たちもお休みモードでした。

2は私が渡米後、保育園見学に車の送迎付きで無料で付き添ってくれ、
 相談料もすべて無料でした。ただ、アメリカの保育園にはwait listという
 ものがあり、お金を払ってそのリストに名前をのせると空き次第、
 順番にapplyできるようになるのですが、
 新学期スタートの9月に向けてリストがどんどん埋まっていく中、
 この団体からの連絡が遅すぎて、途中から頼ることをやめました。

 また、この団体はこちらの予算などを伝えるとお勧めリストを
 送ってくれ、書類上は綺麗に見えても訪問すると印象がまったく違い、
 あまり私の希望に添った保育園を提示してくれないかも…
 と期待できなくなってしまいました。

そこで、私はCプランを考えました。

Cプランとは、突撃訪問です。

これがすごく効きまして(笑)
とある会で保育園探しをこれから検討しているアメリカ人に共有したら、「よくやったね、それは賢い」と褒められたほど。
さすがのアメリカ人でも突撃訪問はなかなかしないようです(笑)

アメリカは地域によって雰囲気がガラッと変わるので、
先ほども記載した通り、実際に訪問をするとホームページや公式書類で
確認した時とは全然違う印象を受けます。
先生や園の施設、周りの環境や雰囲気は大事です。
特に息子は日本から来ているので、インターナショナル(アメリカ外)な
子を受け入れた経験があるか、は重視して聞きました。
もちろん現地に住んでいるのだから、現地のやり方で問題ないし、
予算が限られているので仕方がないでしょう、
という意見もあると思いますが、
それでも息子ができるだけ最初に不安を感じないような雰囲気の保育園を
探しました。

突撃訪問をした結果、運よく現在通っている保育園の事務のスタッフが
門の前から出てきて、私は食いつくように熱心に
「息子の預け先を探しているんだけど見学させてほしい、空き状況は?」と聞き始めました。
なるべく綺麗な恰好をして、自己紹介も30秒ほどで完結に。
そして切られるのが嫌だったので、最後に相手の電話番号をゲット(笑)
少々予算オーバーでしたが施設に一目ぼれ。
そして翌日には改めてメールもしました。
そうしたらなんと見学できるとのことで、
そこからはトントンと話が進んでいったのです!

それでもアメリカは「やっぱり空いていなかったよ」と言われたり
するサプライズがあるので、私は保険としてもうひとつ
保育園を突撃訪問し続けました。こちらは予算内でした。
そちらも見学とアプリケーションの一歩手前まで行き、
本命の最初の保育園が確約した時にリリースしました。
戦略的にいかないといけません!(笑)

直観を大事にする私は夫とたくさん議論をした結果、
予算オーバーの保育園を選んだのですが…
本日登園2日目、呼び出しもくらうことなく
息子は楽しく過ごせたようです!

教育熱心なモンテソッリー保育園

実は私も同じ地域に同じ年齢で住んでおり、
モンテソッリー保育を受けていました。それもあって選んだのですが、
園長先生がものすごく熱心で、親向けのクラスをたびたび開講されており、
新学期前に参加をしてきました。

他の親もいるので、自己紹介で自分はモンテソッリー教育を受けたから
今日のクラスでre-capしてみたい、自分が体験してきたものが何だったのか
改めて確認したい、と伝えたところ
"You lived it!" と一人のお母さんが言ってくれ、
なんだか益々モンテソッリー愛が湧いてきました(笑)
なんだか宗教みたいですが、モンテソッリーは人の名前です。
またどこかでまとめようかな。

息子と先生を少しでも助けたい

本当にとても素敵な先生たちで、小さい子はpick up(追いつく)のが早い
というけど、息子がまだ日本語しか喋れないことを気にかけていた私に
すごく真摯に対応してくれるので、
私は息子の不安を少しでも取り除き、かつ、
先生の負担を少しでも減らしたいと思い、
日本語と英語の単語や表現リストを作って先生に渡すことにしました。

園長先生が「日本人を教えたことがあるから本はあるんだけど、
もう忘れちゃったのよね」とのことで、「簡単なリストがあったら
助かるんだけど」と言っていたのがきっかけです。

そして私も子どもによって言葉の習得や喋り方が異なるので、
自分の息子目線のものを作りたいと思い、作成することにしました。
なんと前日の夜中に完成、翌朝の登園日に先生に送りました(笑)

このリストを友人に公開したら結構評判がよく、
特に外国人の親戚がいる方に需要があったので載せておきます。
ただ、申し訳ないですが知り合い以外は有料にさせてください!

リストは個人利用として編集していただいても共有していただいても
結構です。(パワーポイント形式で有料部分にアップロードしています)

今は時間が結構あるので、得意な英語をいかして貢献ができればと思っています。
他にもこんなリストがあったらいいなぁ~というものがあれば
アイディア募集中ですので、お知らせください!

サンプルです↓

表紙:白字に作成者の名前やお子さんの名前、日付を入れられます


項目ごとにわけたスライドが他にも7ページあります

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