振り返る前の長めの助走⑦
福岡から帰ってさらにブックフェスティバル熱が高まったわたし。
ひとりの時間も妄想が膨らむ膨らむ。
仕事のほうでも理解ある上司に連れられて古書店にご挨拶へ行ったり、マルシェと一緒にごくごく小さな古本市を試してみたり、図書館と書店との連携も視野に入れて行動していた。
その他どんなふうに動いたのかは忘れてしまったのだが、準備委員会を立ち上げたあとにおそらくA川さんのほうで書店や出版社など各方面へいろいろと根回しをしてくださったのだろう。
12月25日。
新刊書店、古書店、図書館司書あわせて7人が集まり、会合を開くことになった。
そこであらためて「熊本でブックフェスティバルを始めます!」という宣言をし、ざっくりとイベントの内容をお話しして協力を仰いだ。
まず、メインとなる参加型のイベントとしては一箱古本市。
トークショーも入れたい。
あとは熊本ならではの「何か」を。
老舗古書店の方からいただいたアドバイスは貴重で重く、許可取りや企業へのヒアリングなどの話に及んだ時は少し不安を感じたが、気持ちがぴりりと引き締まった。
ブックオカからもたくさんのヒントをもらったおかげで、見よう見まねの手探り状態ではあるものの、少しずつ少しずつ動き出している感覚だった。
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