重心をうまく操れないと歩行スピードも落ちトラブルへ繋がる
今朝は初雪が降りしきる中ジョギングして来ました、いつもと違う景色でとても楽しい気分、ただ足元は雪+グレーチングなどの金属の組み合わせは滑らない様に気を付けないとです。
ところで足元が不安定であればいつもの走りより緻密な重心コントロールを要します、そんな事から昨日のクライアント様を思い出し書きました。
さて本題に入る前に予備的なお話ですが・・・
筋長が長い2関節筋はパワーがある筋肉が多く時としてインナーより出しゃばります、相反して筋長が短い筋(単関節筋)は安定化機構に働き控え目、姿勢維持ほか安定化にはインナーなど呼ばれる単関節筋が活躍するのが正常です、しかしながら出しゃばりな二関節筋優位で働くと機能障害が起こりやすいです。
ちょこちょこ歩きで楽に移動したい
昨日も来院された60代女性クライアントさまの姿勢起因の肩こり腰痛予防での出来事を書きます。
いつも気になるのですが歩幅がいつも小さくちょこちょこ歩きも気になる所ですが、各関節の動きを確認している際に「足趾がのけ反れない」事に気が付きました、もちろん足関節も底背屈0°で動きません原因に長趾屈筋など優位性と過緊張が関係していました。
歩行時足趾をのけ反らし前方へ重心する移動動作がしにくい事を物語りとても歩き辛いです・・故意的に腿を挙げ足を前方に出し床設置する必要があり、出来ればエネルギーを使わない方法で移動したい事からのちょこちょこ動作。
重心の移り変わりでヒトは移動する
本来足底のインナーでもある虫様筋の指の伸ばすほか安定化を図る単関節筋の働きが必要でした、しかしながら今回歩行確認を行うと接地シーンで足趾で地面を掴むようなしぐさで指を曲げてしまう長趾屈筋優位と言う症状があり、結果的に指を曲げ足裏の長さを短く支えを失い、結果的に重心を移動できなくなると言う問題がありました。
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