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きくらげと卵の炒めもの で、補気滋陰

中華の定番!と思うけど、意外に出してる店は少ない?
きくらげと卵で体の潤いの素を補給する一品です。2人前。

黒きくらげ10枚程度水に漬けて戻す。とは言え、きくらげによって1枚のサイズが全然違うので、1人で食べたい枚数を適当に。
卵2個を解きほぐし、塩を指先でちっとつまんだくらいの量と鶏ガラスープの顆粒を小さじ1/2弱入れて溶かします。
トマト中ぐらいのを1個、8等分の櫛切りにします。12等分でもいいです。
ニンニク1欠片をスライスして、油小さじ2くらいでじわじわと加熱。香りが出てきたら中火にしてトマトときくらげを入れます。(ニンニクなしでもおいしいです)
⑤きくらげを炒めつつ、トマトの片面に火が入って色が変わったら裏返して、卵を投入します。炒めるというよりは、きくらげとトマトを卵でまとめる感じ。やわやわでOK。(投入前に火力を少し上げてフライパンがあちあちの所に投入すると、良い感じに仕上がりやすいです。)

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写真は少し卵が固まりすぎました。
卵は気と陰とを補ってくれるけど脂は極少なので、食欲ないけどしっかり営養したい時に良いです。
黒きくらげは腎陰を補う食材の代表格。そして血に熱が入って暴走している時にも良い。
夏は気と陰が両方足りなくなりがちだし、そのせいで貧血のようになることもある。そして暑さは体内の深くまで入り、血を暴走させやすい(夏の鼻血はこれか、気が足りなくて起きるかが多い)。夏ってそんな季節。
そこに、熱冷ましの野菜であるトマトをプラス。冷やしつつ、津液を増やしつつ、気陰を補う。そんな組み合わせです。
トマトの果汁を卵でうまくまとめられると、とても美味しくなります。そうでなくても、トマトと卵のうまみと木耳の歯ざわりが楽しい。

トマトの代わりに、ゴーヤやセロリでもおいしいです。ゴーヤなら熱冷まし力をUP、セロリは卵と木耳で摂った気をしっかり巡らせるようになります。


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