中学校時代の担任の先生

カースト頂点の女子も酷かったが、担任の先生はもっと酷かった。

体育の男性教師だったが、ジェルでガチガチに固めたリーゼントヘアで、物凄く派手な蛍光スポーツジャージを着ていた。

教育者なのに言葉遣いが物凄く悪く、生徒に向かって「てめえ!」だの「ふざけんな!」だの大声で怒鳴り散らしていた。
私が音楽の先生の伝言を伝えた時に、何故か「バカヤロー!」と怒鳴られた事がある。

教育委員会に言葉遣いの件で二度注意された事を男子生徒の前で何度も自慢していた。(聞かされていた男子生徒はドン引きしていた)

登校時間が8:20なのに、「5分前行動」というマイルールを生徒にも押し付け、8:15分に登校しないと遅刻扱いにし、遅れた生徒(本来なら遅刻ではない)に対して怒り狂っていた。

本当に遅刻した男子生徒の首根っこを掴み暴言を吐き、顧問だった運動部の女子生徒は下手なプレーをすると顔面を平手打ちされていた。

職員室では生徒の前で堂々とタバコを吹かし、その風貌はまるでヤ○ザの組員だった。

自分は毎日リーゼントヘアで登校し、学校で生徒の前で堂々とタバコを吸う。
そのくせ生徒が少しでも整髪料を付けていれば怒り狂い水道で洗い流させ、学校の正門数センチ外にあったタバコの吸い殻を生徒が吸ったものだと思い込み、月に何度も緊急集会を開き生徒の前で猛説教していた。

普通に考えれば通行人のタバコのポイ捨てなのだが、その考えは無かったらしい。

この先生は三年間私の担任だった。

後にこの先生は某中学校の校長先生になるのだが、その事を知ったのはテレビのニュースだった。

部活でのイジメを苦に自殺した生徒がいたのだが、その事実を教育委員会とグルになって隠蔽していたのがバレた という内容だった。

いつか事件を起こすのではないかと思っていたが、最悪の事が起きてしまった。

今でもそこの中学校の校長先生をしているらしい。