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「そういう時に人は、笑顔を花束にすればいいと思う。」
「笑顔が優しすぎる人って自分を殺しがちな人やと思う。」
それって本当に優しいんだろうか。
我慢してるんじゃないだろうか。
確かに、思い当たる人が何人かいる。
いつもニコニコしていて、誰に対しても優しい人たち。
そんな疑問が不意に頭に過ぎる
彼らは、まるで全ての人の感情受け入れるかのように笑う。
でも、それって本当に可能なのだろうか?
人って、嬉しい、楽しいといったポジティブな感情だけでなく、 悲しい、辛い、怒りといったネガティブな感情も抱えているよなぁ。
それが見えにくい人を見ると不安になる。
けれどそれがその人の優しさなのかもしれない。
つい、怒らせて本心を知りたくなってしまう。
けれど、それは人が守っているモノに土足で踏み込む事なんだよなぁ。
優しすぎる笑顔の裏側には、 計り知れない苦しみや葛藤が隠されているのかもしれない。
「優しさは、鋭さの裏返しやもん。」
そのメモの続きには、そう書いてあった。
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