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社内コミュニティ「やわデザ」によって、富士通グループにどんな変化が起きたのか?

本記事では、コロナ禍に誕生した富士通グループ横断社内コミュニティ「やわらかデザイン脳になろう!」(以下、やわデザ)に参加した社員に起こった変化などについてお伝えします(長文です)

11月に実施したアンケートにて、「やわデザ」のメンバーに以下のような質問をしてみたところ、たくさんのフィードバックがありました。

いくつかピックアップして、ほぼ原文のままシェアします。

「やわらかチャット」で気軽に「おはよう」を言える、この何気ない日常がコロナ禍ではとくに重要で、心にゆとりをくれます。必ず返信しなければならない、必ずいいね!しなければならない、そんなルールもなく、ただひたすら目に留まった投稿に対して自分の気の赴くままにアクションをとれる、そんな心理的安全性を「やわデザ」アプローチは提供してくれています。

セールス&マーケティング職の社員

「やわらかチャット」とは、Teamsのチャット機能を使った雑談チャットです。仕様的に249名が上限のため、現在は3つのチャットグループがあります(希望者のみ参加)。

自分の周囲以外の全国、担当業務や立場もいろいろな方と会話することができ、自身の考えを拡張し深めることができた。また、人と人のつながりが生まれ、まったく知らない人でも、安心して会話することができるようになった(自分の心にも余裕が生まれた)

コーポレート職の社員

色々な情報がタイムリーに受信できるようになったため、自分からサイト内を調べる手間がかなり減りました。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

「やわらかチャット」内では、富士通グループの最新情報もよく飛び交っています。

「こうであるべき!」という枠にハマった業務の取り組みから、「やってみよう」の精神に変われたこと。
ふわっとした言い方ですが、そこの根底が自分の中で変わったことで仕事に対する自分の姿勢が変化を起こして、少しづつですが良い影響を与えてもらえたと思います。「やわデザ」最高!!

コーポレート職の社員

アイデアや気づき、取り組みの情報共有がスピーディーに行えることで活動プロセスのスピードアップに大きく寄与していただいています。

セールス&マーケティング職の社員

「やわデザ」に参加して、自分以外にも、会社や社会を良くしようとしている人がいる事が伝わってきて。いつも嬉しく感じています。「やわデザ」は、「やわらかい思考」を推進したり、部下の方に展開したりするときとか。いろんな形で役に立つと思っています!

デザイン職の社員

今の業務以外でも何かが出来ると思うきっかけになりました。(おかげさまでポスティングで職場を異動)
また、テレワークの中で垣根を超えたコミュニケーションの場として利用することで、社内のすそ野の広さだったり、同じ仕事での共感を得る場としてなくてはならないもののように感じます。(今となっては)

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

富士通グループでは、社内ポスティング制度が大幅に拡大され、富士通グループ社員全員が募集ポジションに応募・チャレンジすることができます。

「やわデザ」に参加することで、Yammerなどを通じた富士通グループ横断のコミュニケーションを当たり前のものとして行えるようになりました。
素朴な疑問や暗黙的な共通の悩みを解決する糸口や小技も流れてくるのでとても役立っており、「やわデザ」に限らずコミュニティへ貢献するというマインドが身についたと思います。

研究&開発職の社員

参加された方々のオープンなコミュニケーションのスタイルにびっくりしつつ、とてもうれしかったです。社内報に載る前の情報もキャッチできて、お得な気分です。このコミュニティに参加して一番変わった点は購読する本が増えたこと。それまであまり興味のなかった「本を読む」ということをするようになりました。そこからいろいろな雑学を得る楽しさを味わっています。もう1点、自分自身の、富士通での価値や富士通の外にでたときの価値を考えるようになりました。「やわデザ」でトークを発信する方々のすごさを想像しながら、自分も活躍したい、でもどうやったら・・・ともやもやしつつ、みなさんを理想像にしてもっと活躍したいと思うようになりました。もっと早く、こういうコミュニティの存在を知りたかったです。

コーポレート職の社員

他部門の方との接点が少なかったので、横のつながりができた。知識・ノウハウの共有がより広範囲にできるようになった。新しいツールの使い方習得や困りごとの解決が格段に速くなった。自分自身、新しいことへの抵抗感が下がり、新しいことへの取り組みが積極的な姿勢になれた。

コーポレート職の社員

今年4月に入社し、在宅勤務中心の生活を送っているため、社内の雰囲気を感じづらいという課題がありました。「やわらかチャット」を始め、「やわデザ」関連の活動に入ることで、先輩社員の方々の雰囲気を味わうことができてます!
新人以外の社員の方々がどのようなニーズを持ってるのか等、自分とは異なる意見に触れられるので、今後も可能な限り、参加していきたいです。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

入社前に勝手に思っていた、富士通は頭が固い人が多いというイメージが薄れた。

研究&開発職の社員

在宅勤務で、孤独にならなくてすんだ。<グループ会社名を削除しています
>の中では出会えない多彩な方たちと知り合えた。富士通グループ13万人の一員である感が持てました。今は、<グループ会社名を削除しています>の社員というより、富士通グループの一員感が強いですね!

セールス&マーケティング職の社員

様々な分野のやわらか頭の人たちと出会うことができ、とかく否定的(後ろ向き)な発言を偉そうにしていたことを改めようとしています。地域の商談活動を通じて知り合った若者達との会話が楽しく、その発想を吸収するとともに自分自身の経験を活かせないか考える日々を過ごしています。

セールス&マーケティング職の社員

仕事中に雑談してはいけないという思い込みがなくなりました。ずっとPCに向かっていると思考が固まったりしますが、文字通り和らげる存在としてあると思います。また、様々な取り組みがなされており、時間が合わずすべてに参加することはできていませんが、知識や知見が広がった気がしています。

セールス&マーケティング職の社員

たくさんの方とのコミュニケーションを通じて、自分自身のバイアスを以前よりも強く感じることができています(良い意味で)そっか、こういう見方や、考え方もあるんだと、たくさんの方の思いや声を前向きに聞ける姿勢に変わっていけていると(自分では・・・)思っています。

セールス&マーケティング職の社員

小さなグループ会社なので、なんとなく閉塞感がありましたが、「やわデザ」で色々自由にチャレンジしてみて良いんだ!という気持ちになれました。まだ、具体的に実行には移せてませんが、日々の業務も頭をやわらかくして前向きに取り組めるようになりました。

その他の職種の社員

「やわデザ」は業務とは少し離れたところのコミュニティな点がいいところだと思います!
飛び石的なつながりができたところ。仕事と直接は関係ないけれど、あれこまったな・・・と思った時の相談先がいっぱいできたところ。
また、今までだと身の回りの情報しかなかったけれど、違った視点からの情報(チャットでみなさんシェアしてくださる情報濃度が高い!)が入ってきたりしていて、かなり多角的に見れるようになってきた気がします。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

富士通という堅い印象のある組織でもやわらかく・素早く動いている人がいる、と認知した。
結果、自分の行動も少しはやわらかくなった気がする。
→しっかりと計画を練って時間をかけるよりも、思いついたことを小さくても実際にやってみる。上司にラフな草案で打診する、といった行動をするようになった。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

仕事をゆるやかに支えてくれるたくさんの仲間が得られたと感じています。距離は離れていて職種も様々ですが、知りたいこと困ったことなど、たいていのことは「やわデザ」コミュニティの仲間から解決策やヒントが得られることはとても心強いです。また、たまに自分が情報発信したことがどなたかのお役にたっているかもしれないと思えるのもうれしいです。

コーポレート職の社員

首都圏の活動がわかるのでよい

セールス&マーケティング職の社員

毎日、yammerのコミュニティーの活動を見ているだけでも、元気が湧きます。一日頑張ろう的な。

セールス&マーケティング職の社員

私の作業はほとんど在宅ワークでできる作業なので、コロナ禍にはいってから在宅ワークをしておりました。
チームで実施する作業ではないため、ほぼ仕事以外のコミュニケーションが途絶えてしまいました。そんな時、「やわデザ」に入り、「やわらかコワーキング」に参加し、オンラインでも社内で仕事をしていた時と同様の環境が作りだせると気づくことができました。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

「やわらかコワーキング」とは、zoomを使ってみんなで顔を見せながら、モクモクとそれぞれの仕事をするという実験プロジェクトです。参加した方にとても大好評でした。

「やわらかチャット」を参考に、部内にフリートークグループを開設し、毎日朝の挨拶+αを投稿することで、部内のオンラインコミュニケーションの活性化に助力しています。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

忙しいときにはなかなか閲覧できないケースもありますが、特に「やわらかチャット」で疑問・質問に回答される方がたくさんいらっしゃることが印象的で、中途採用のため社内に知っている方が少ないため、困ったことがあればすぐに聞けるプラットフォームがある、という安心感を得られました。

セールス&マーケティング職の社員

会社が変革しようとしていることが伝わってきて、前向きに働けるようになった。
仕事している現場では、現実的に損益やミスの話になり、なかなか前向きな話がでないなか、仕事をしていて少し落ち込むことがあっても、「あっ、『
やわらかチャット』みてみよう」と思って、見てみるとたわいない雑談が楽しかったり、心地よかったりする。また、横のつながりを感じるので、テレワークになり、一人孤独に仕事をするよりは楽しみがあってとても良いと思う。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

社外の交流から社内の交流へ費やす時間がかわり、新たなつながりができたこと
「やわデザ」は活動も活発でリアクションもいただけるので(仕事でへこんでいても)モチベーションがあがります^^
ある企画のスタッフになりイベントの裏側を勉強できていること
残念ながら仕事へのよい影響は今はなく、これから出てきて何かしら発信やコラボ企画なんかができるといいなと思っています。

研究&開発職の社員

社内が横に繋がっているように感じます。

その他の職種の社員

この5月にキャリア入社をしています。初めからテレワークのためなかなか知り合いが増えませんが、「やわデザ」コミュニティの皆さんはなんとなくご近所さんのような仲間の気がしています。先日、部門宛の問い合わせを「やわデザ」の人からいただき、「やわデザの方ですよね」と話が盛り上がりました。また、普段はメール中心のやり取りで、淡々と進めることが多いですが、知っている人からの依頼だと、仕事に血が通ったような、そんな気持ちになりました。

コーポレート職の社員

「やわデザ」の中で先行事例がある取り組みを自部門へ導入してみる。
やわらか企画の運営メンバーとして活動することで、打合せの中で自分の意見を発信する自信が付いた(自部門では若手が意見する空気が無いので、なかなか発言する勇気が出ませんでしたが、「やわデザ」のおかげで気にしなくなりました。)
・なりたい自分になるために、パラレルキャリアをスタートしました。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

居場所が出来ました。朝、挨拶するところ。困った時に、覗く場所。誰かに何か聞ける場所。仕事をする上での精神的な安全確保が出来る場所です。人間関係が希薄になってしまった中で、正直、現時点ではここが一番安心して発言できます。
また、同じ富士通グループ内でも違う職務や考え方の人がこんなにも多くいるんだ、と知ることが出来たのは収穫でした。
今の担務が嫌になっても、自分で手を挙げてチェンジしようと思えます。(転職を考えるより前に)良い意味で、チャレンジしてみようと思えるようになりました。

ソリューション&サービスエンジニア職の社員

富士通の社内のカルチャー変革におおいにプラス、影響力を発揮していると思います。

コーポレート職の社員

いかがでしたでしょうか?
日本国内だけで8万人以上も従業員がいる大きな会社ですが、変革の芽が育ち始めていることを少しでも実感できたのではないでしょうか。

上の図は、メンバーの意見を参考に「やわデザ」のコミュニティ文化を表現したものです(2021年2月作成)。
今、富士通グループでは、全社DXプロジェクト「フジトラ」を中心に、このような新しいカルチャーが少しずつ広がり始めています。

「フジトラ」の中心となるのはトップダウン型のプロジェクトや取り組みですが、「やわデザ」のようなボトムアップ型の自主的な活動もたくさん生まれています

そんな中、社内SNSのYammer上で「面白くてためになる社内イベントや投稿が多くて困っている(よい意味で)」といった内容の投稿を発見しました。
まさに、富士通の変革を象徴する出来事の1つだと思います。

本noteでは、富士通グループ横断コミュニティ「やわらかデザイン脳になろう!」における様々な活動や取り組みをご紹介したいと考えています。

Twitterも始めましたので、気になった方はぜひnoteと合わせてフォローをお願いします!
https://twitter.com/yawaraka_world

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