「何のために働く?」「一緒に働きたい人は?」大学生と富士通社員60名が本音でディスカッション
こんにちは、やわデザnote編集部の久我です。
「これからの働き方」をテーマに、大学生(10大学)と富士通グループの従業員がディスカッションするイベントが開催されました。今回は、そのイベントの様子をレポートします。
「どう生きたいか?」を考える
今回のイベントが開催された意図として、「どう働きたいかではなく、どう生きたいかを考える」というキーワードが冒頭で共有されました。
対面ではなく、オンラインで人がつながる。
「あなたらしさ」「個性」を求められる。
自分の価値観で、働き方を選ぶ。
そんな時代背景に加え、大学生の就活が解禁された3月1日の開催ということもあり、学生のみなさんはこのキーワードを「目の前の切実なこと」と捉えていました。
また、富士通グループの従業員にとってもこのキーワードは他人事ではありません。社内では、自律的な働き方やジョブ型人事が推進されています。
自分で考え、どうキャリアを描いていけるか。
「幸せな働き方」とは何か。
これから社会を作る人たちと、自分はどんな働き方ができるか。
学生と富士通それぞれの想いや価値観を共有しながら、総勢60名による熱いディスカッションが始まりました。
「何のために働く?」「一緒に働きたい人は?」
自己紹介をしたあと、「将来どんな風に働きたいかの妄想」を匿名チャットで共有し、ディスカッションしました。
目で追いきれないくらいの速さで、次々とコメントが書き込まれました。立場は違っても、共感できる点やまだまだ議論できそうな題材ばかりです。
後半のセッションは、これらのコメントの中から、多数決で2つのテーマについて探求することにしました。
ここからのディスカッションは、カメラオフ・匿名・1対1で、年齢や立場にとらわれない手法で進行しました。
これまで考えつかなかった意見にハッとしたり、「言われてみたら確かに」と共感したり。
こういったディスカッションを踏まえて、「じゃあ自分はどうしたいか?を考えるはじめの一歩」のイベントになったのではないでしょうか。
正解がないからこそ、話して考える価値がある
最後に、イベントに参加した参加者のみなさんから感想の共有がありました。学生のコメントを抜粋して紹介します。
ポジティブなコメントばかりで、運営メンバーとしてとても嬉しくなりました。今後またこのような機会を設けたいと思います。
また、セッション終了後に実施した交流会(希望者のみ約半数が参加)でも、今後の「生き方」を考えるヒントが出されました。
交流会での話題を受け、今回の企画にご協力いただいた「てっちゃん」こと山梨学院大学の小笠原先生から、「次回は哲学対話をやってみたい」というアイデアもいただきました。
引き続き、こういった「考える機会を!」という期待でイベントを締めくくれたのも、ご自身の大切な想いやアイディアをありのままに話してくださった、大学生のみなさんのおかげだと感じます。ご参加くださったみなさま、改めましてどうもありがとうございました!
この記事を読んでくださっているみなさんも、一緒に「正解のないディスカッション」してみませんか?
スペシャルサンクス
本企画に賛同しご協力いただいた先生のみなさま、参加してくださった学生のみなさま、ありがとうございます!
関西大学
九州産業大学
共立女子大学
相模女子大学
東京女子大学
東京農業大学
法政大学
山梨学院大学
立教大学
早稲田大学