認知バイアスを知ることで人間を理解する本【思考の穴】
本日ご紹介する本は、
イェール大学集中講義「思考の穴」
です!
30秒で分かる本日の概要はこちら↓
【概要】
心理学と行動経済学の視点から、私たちの日常的な思考の落とし穴である認知バイアスを解明し、それらにどう対処するかを探る一冊
ジャンル:心理学、行動経済学、認知バイアス
オススメ:★★★★★
生活に役立つ度:★★★★★
【購入のきっかけ】
メンタリストDaiGoオススメ本ということで購入
【主なポイント】
自分も気をつけよう😅と感じたバイアスを3つ紹介
⚫︎流暢性効果
・頭の中で容易に処理できるものは、人に過信をもたらす。
・基本的なメカニズムを頭の中に描けると、正しいと思い込んでしまう
ex.それっぽい理由を思いつくと、真実だと思い込んでしまう
⚫︎危険なエピソード
エビデンスよりも、身近なエピソード(ストーリー)の方を信じてしまう
ex.エビデンスのある健康対策より、100歳のおばあちゃんがやっていた健康対策の方を信じてしまう
⚫︎自己中心性バイアス
自分以外の人もみな、自分と同じような物の見方をすると思い込む
ex.この専門用語(や情報)は知っていて当然だから説明不要だろう。相手も同じぐらいの熱意や関心を持っているだろう
【こんな人にオススメ】
⚫︎バイアス対策がしたい人
エビデンスのある対策+筆者の個人的な対策2つが書いてあって、シンプルに読み物として面白い👍
⚫︎人間についてもっと深く知りたい人
認知バイアスは人間が成長の過程で身につけた副産物であり、誰しもが持つ物。
だから、認知バイアスを理解することは人間を理解することにつながる、ってのが僕の持論
【関連本】
・ファストアンドスロー(行動経済学の名著)
・影響力の武器(人を動かす原理)
【参考】
読了日:2024/3/10
価格:1,760円
イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法 https://amzn.asia/d/5X1Ks3h