堀川沿いを散策 物流の移り変わりから時代を感じる
10月27日(水)のまち歩きでは、かつて物流で栄えた堀川沿いをガイドの飯田さんと巡りました。
堀川沿いには、災害や戦災の被害から逃れた歴史的建造物が多く残っています。
その内の1つが「伊藤家住宅」です。
特別に中を見学させていただき、茶道の家元・松尾流の二代目が造ったとされる庭や、立派な仏壇を見ることができました。
綺麗な状態で残っているのは、壁と縁台の部分に覆いが被せられており、この覆いが雨風をしのいできたためと言われています。
また、民家の屋根に残っている「屋根神様」は尾張独特の風習です。
西区・中村区に多く残っているそうなので、ぜひ探してみて下さい!
疫病の恐怖から身を守るために創られたものなので、新型コロナウイルス終息をお祈りするのも良いですね。
参加者のみなさんは、飯田さんと和気あいあいとお話をしながら、まち歩きを楽しんでいらっしゃいました。
後世にも残していきたい堀川沿いの歴史的風景を楽しんだ2時間でした。
レポート:石井 カメラ:大島
■レポートしたプログラム
■まち歩きなごや
■やっとかめ文化祭