マガジンのカバー画像

やっとかめ大使レポート2024

54
やっとかめ文化祭 DOORS 2024のレポートです。 開催期間:10月26日(土)〜11月17日(日)
運営しているクリエイター

#名古屋

11月10日(日)尾州久田流茶会 午後

お茶会でAha体験 11月10日(日)に尾州久田流茶会にいきました。 お茶会は細い時間の区切りがないそうですが、今回は一回45分でお茶と家元による道具の解説がありました。家元の茶室を解放してのお茶会です。お茶会は正座が定番ですが、掘りごたつ席でびっくり。最後に立てなくなる心配なしです。お点前が始まる前、鳥の羽で清めてからスタートするのは、女性のお点前が始まりだからそうです。 菓子は亥子餅で柔らかく美味しかったのですが食べた瞬間に粉が出たらどうしようかとドキドキでした。お茶

11月8日(金)進化するまち金山の歴史と変遷

進化するまち金山の歴史と変遷 地下鉄・JR・名鉄の駅のある金山総合駅、その乗降客数は名古屋駅に次いで愛知県二位です。 この、毎日多くの人の行き交う金山には、どんな歴史があり、どんな痕跡が残っているのでしょう。 11月8日(木)、郷土愛好家の熱田三六さんからお話を伺い、実際にまちをぐるりと巡りました。 地名の由来である金山神社は、室町時代に鍛冶職人・尾崎善光によって創建された神社で、今も金属業者の信仰を集めています。 この日は例年ふいご祭が行われる日とあって、境内は大勢の

11月6日(水)広小路通の交通、いま・むかし・みらい

11月6日(水)に「広小路通の交通、いま・むかし・みらい」へ参加してきました。 名古屋で鉄道資料の保存活動を行っている、NPO法人 名古屋レール・アーカイブスの代表理事、服部重敬さんを講師にお迎えし、広小路の歴史を座学で、その後、街歩きするという贅沢な内容。 名古屋に路面電車が走っていることを知らなかった人が多かったのか、明治時代の電車と街の景色の写真がスライドであがると、会場からわぁという小さな歓声が。 交通手段ではなく、当時は街を知るために路面電車が使われ、「広ブラ」

11月4日(月)名古屋城を空想科学する

11月4日(月)に、やっとかめ文化祭のイベント「名古屋城を空想科学する」へ参加してきました。 空想科学読本の著者である柳田理科雄先生をお迎えし、名古屋城にまつわる様々な逸話を科学の視点から真面目に紐解いていきます。 例えば、柿木金助という江戸時代の盗賊が大凧を用いて名古屋城の金鯱の鱗を盗んだという伝説に対し、使われる凧の大きさや重さ、必要な風速、凧を支える為に最低何人必要なのか等、真面目に真面目に算出していきます。答えが出ると会場から「ふふっ」と笑い声が聞こえてくる和やか

11月3日(日) 織田有楽斎の真実

旅するなごや学「織田有楽斎の真実」は、 有楽ゆかりの国宝刀を所蔵する名古屋刀剣博物館にて、織田有楽直系の末裔にして茶道有楽流17代宗家の織田宗裕先生と、破天荒な切り口と現代的な感性で歴史や武将を描き、有楽の小説も手掛けた小説家の天野純希先生の対談形式で和やかに幕を開けました。 最初は有楽に逃げ足の速さや世渡りの上手さといったネガティブなイメージを持っていたと語る天野先生、作品にするにあたり深く調べて彼を知るほど、茶の湯にかける情熱や、行動の根幹に名声よりも大切なものを守りた

11/3(日)やっとかめ文化祭DOORSの なごや水路上観察さんぽ〜暗渠マニアックスと歩く「中井筋」~①

11/3(日)にやっとかめ文化祭DOORSの なごや水路上観察さんぽ〜暗渠マニアックスと歩く「中井筋〜」に参加しました。 暗渠マニアックス 髙山英男さん、吉村生さんをガイドに、 かつて川や水路だった場所、暗渠の1つ中井筋を、たくさんのガイドと笑いありのQ&Aに答えながら、歩いた2時間。 「だから視点」エビデンスを見つける視点、 「として視点」イマジネーションを楽しむ視点 という、水路上観察を楽しむ2つの視点を教えてもらいながら、ひび割れの路面や蛇行の川筋などの暗渠サインを

10月28日(月)ポテトチップスと名古屋人

10/28(月)の陽が暮れた今池。青いビルの2階、ライブハウス「Tokuzo~得三」で開催された「ポテトチップスと名古屋人」に参加した。 講師は『ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生』の著者 稲田豊史さんと、聞き手 大竹敏之さんの講座は、満席で開催された。 第1部トークセッション ポテトチップスの種類、歴史、戦後の食料状況、など非常に興味深いお話を聞けた。 第2部ポテチ会 参加者に配布された利きポテチは4種類。 結果はAうすしお味、B白しょうゆ、C台湾

11月2日(土)能楽なぜなに講座

11月2日(土)能楽なぜなに講座へ参加してきました。 若手能楽師のお二人、能楽大鼓方石井流 河村裕一郎(かわむら ゆういちろう)さん、能楽狂言方 井上蒼大(いのうえ そうだい)さんから、わかりやすい能楽の楽しみ方を学び、能楽を観るのが楽しみになりました。 名古屋能楽堂の会議室、大きな会場で開催されました。同日開催されていた新作能「草薙真剣」終了後、にぎわう玄関近くにあります。 今回の企画をされたディレクターの近藤マリコさんからのご紹介からスタート! 名古屋の能楽の若手3

11月2日(土)「防災で読み解くなごやのデザインまち歩き」

11月2日(土)に、やっとかめ文化祭DOORSの「防災で読み解くなごやのデザインまち歩き」に参加しました。 防災士の島田尚幸さん、名古屋市港防災センター長の大場玲子さんをガイドに、 庄内緑地公園から庄内川周辺を歩きながら、伝承を通じてこの地に生きた人々の営みに触れ、改めて災害への備えと、フェーズフリーなまちづくりについて考えながら歩いた2時間。 堤防、家のかさ上げ、土嚢袋などの資材置き場、応急給水施設、災害用のマンホール、徒歩帰宅支援ステーションなど、庄内エリアにこんなに

10月30日(水)【あいたて博コラボ】堀川を歩く・食べる・見る「旧加藤商会ビルへ」

【あいたて博コラボ】堀川を歩く・食べる・見る「旧加藤商会ビルへ」へ参加してきました。 金木犀香る爽やかな秋晴れの中、近代建築愛好家の杉田義也さんを講師にお迎えし、堀川にかかる様々な橋や町の歴史を感じながら、ゴールの旧加藤商会ビルまで歩きました。 五条橋から始まり、観光地として有名な四間道も一本中に入ると、まるで京都に来たような雰囲気に… 道中、 幾つかの屋根神様も拝むことが出来ました。 堀川にかかる橋の造りをじっくりご覧になり、写真撮影をされる皆様。中でも、桜をモチーフに

10月27日(日)江戸の流行歌「都々逸」と「浮世絵」から読み解く有松絞り

10月27日(日)江戸の流行歌「都々逸」と「浮世絵」から読み解く有松絞り へ参加してきました。  徳川美術館副館長兼学芸部長 神谷浩先生と、端唄 華房流 家元 華房小真様のお二人をお迎えして、「都々逸(どどいつ)」を一緒に唄い、「浮世絵」の解説を聴きながら鑑賞、当時の宿場町有松をイメージしながら、有松絞りの魅力を学びました。 会場は、「有松駅」より徒歩5分 宿場町の建物が並び 「ありまつ」の のれんが並ぶ街道を過ぎて、神社の近くにある「moss ARIMATS」、古民家を改

11月7日(木)熱田の水辺から探る!〜湊町・漁師町・宿場町〜

11月7日(木)、旅するなごや学「熱田の水辺から探る!〜湊町・漁師町・宿場町〜」に参加してきました。 水辺とまちの入口ACT株式会社の代表取締役・井村美里さんを水辺の案内人としてお迎えし、熱田の歴史スポットを巡りました。 三種の神器の1つ、草薙剣を祀る熱田神宮や、東海道の海路・七里の渡しで船旅の拠点となった湊町としての魅力を持つ熱田。 実はそれだけではなく、さらに多くの「熱田の顔」があったことに驚きました。 海に面した魚市場があり、漁師町としても栄えていたことや、名古屋の

10月26日(日)旅するなごや学「日本一の国際貿易港『名古屋港』をポートビルから見てみよう」

10月26日(日)、旅するなごや学「日本一の国際貿易港『名古屋港』をポートビルから見てみよう」に参加してきました。 今回は、名古屋海洋博物館の学芸員である山口真一さんを講師に迎え、名古屋海洋博物館、ポートビル展望台を観覧し、外に出て名古屋港を散策しました。 海洋博物館の展示では、名古屋港の様々な「日本一」を見ることができました。名古屋港は5つの分野で日本一を誇るそうです。その中の一つ、陸域面積が日本一だそうです。名古屋港は名古屋市にとどまらず、飛島村、東海市、知多市、弥富市

10月29日(火)旅するなごや学の「近世の扉を開いた桶狭間をめぐる」

10月29日(火)に、旅するなごや学の「近世の扉を開いた桶狭間をめぐる」に参加しました。 有松のまちに隠れた桶狭間の戦いの歴史の跡を、保存会の神谷武年さんのガイドでじっくり12ヶ所めぐるコース。しとしと雨が降る中、「当時と同じ天気だね」と話しながらの会となりました。 道中、「今立っている山から、こういうルートで織田軍が進軍して‥」「名残が実はココにあって‥」と、臨場感たっぷりの解説が盛りだくさん!当時と今がバシバシとリンクして楽しかったです。今は何の変哲も無い住宅街に見えて