悪い癖デスノート211

私の悪い癖は頑張りすぎる事。
正確には、求められていないことをやってしまうこと。
おせっかい。出しゃばり。

小学生の頃に同級生に言われた言葉がいまだに忘れられない。
「お前って出しゃばりだよな。何でもやりたがるし、目立ちたがりっていうかさぁ。他のやつにもやらせてやれよ。」

今でも、その癖は抜けていない。
求められていないのに、仲間内で、少しでもピンチなことが起きたり、うまく行かない様子を見ると、駆けつけたくなってしまうし、すぐにハイハイって手をあげて、私やります!私何でもします!みたいにやってします。

実際には、私以外の人で結局のところうまく回っていくんだけど、
ごちゃごちゃかき回した感じになってしまう。

その癖が仕事でクライアントのためになったり、情に熱いと捉えられてメリットとして作用することももちろんある。
けれど、やっぱり、暑すぎる情熱は摩擦を生じやすくてうまく行かないことが発生もする。

黙っていられない。
自分の能力以上のことだったり、とにかく何でも、誰かのためになりそうだから、
トライしてみるよ!
となった私は、無理に止める必要もないからなのか、周囲が大人ばかりだからなのか、一人暴走することが多い。
そして結果はいつも失敗。
敗北感と罪悪感と挫折感に襲われる。

任せておけばいいんだよね。

私の悪い癖だから、
対処していくことを覚えたい。

そもそも、
おせっかい、出しゃばり。
と言うのは決して悪いことではない。それがいい時もある。
ただ、
私は他人の世話を焼き過ぎる、手出し口出しをし過ぎる、出しゃばり過ぎる。
この過ぎるがいけないのだよ。
エンジンを吹かせて、一般道を爆走してしまうのだよ。
暴走族だね。
社交界でみんなが社交ダンスを踊っているのに、一人でブレイキンを踊っていたり、盆踊り大会で、一人ラテンさんばを踊っているようなものだね。
悪目立ち。
で結局、はい退場。となる。

日本で富士スピードウェイとかの特別な場所以外で、
ランボルギーニとかフェラーリを時速300km以上で走らせる事はダメ。
だから、その車のパワーとしては速く走れたとしても、一般道では時速60kmで走行するし、赤信号では止まる。それが、ありがたい、というか普通の車。
フェラーリである以前に、車として走行していなければ、公道を走れない。

リオのカーニバルの衣装を持っていて、自慢のボディがあって、メイクもバッチリだとしても、盆踊りでは場違い。
逆に、リオのカーニバルに浴衣で行ったら、パレードの参加者ではなくて、沿道の観客になる。

つまり、
特性として持っている分には問題ない。
ただ、使い道が間違っているのだ。

私の特性を活かせる場所を自分のために探してあげよう。

経験上、
職場としてはあるが、そこは体力的に過酷だし、家庭を持つ身では無理。
で、ずっとそんなモードでいると心身を消耗し過ぎてしまう。
現実的に、今の環境で
フェラーリ君だったら、普段は一般道で、週末にスピードウェイで3周走っていいよ。としてあげると喜びそうだ。
サンバや盆踊りは、普段の公園では何となくイメトレだけで、公民館のそれぞれの場所を借りてその場所と時間で踊ったらいいんじゃないかな?
そういう風に、私にも、普段は何事もなく生活することを心がけて、その特性を活かせる時間と場所を見つけてあげたらいいんじゃないかな?

特性を活かしタイムと場所では思う存分に、マッハでスピードを出せるし、
踊りまくれる。
それ以外の場所では決して出さない。
そう言う約束をしてみたらどうだろうか?


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