2024年の谷津の仕事について
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今回のトップ画像はいつぞや撮った三内丸山遺跡の画像です(ちなみにとんでもない雪の中でした)。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
年頭から色々ありました。災難に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
さて、三が日も過ぎ、そろそろ日常がスタートし始めています。わたしとしてもそれは同様で(実は1/1から仕事はしていた)、そろそろSNSなども本格始動していこうかという感じでおります。
今日はリハビリも兼ね、2024年の谷津の仕事についてお話しできたらなと思っております。
2024年1月4日現在、確実に刊行が決まっているのは、単行本一冊、文庫本二冊です。
そのうち、明確にタイトルを謳えるのは実業之日本社文庫で文庫化する『吉宗の星』です。四月頃の刊行となります。年末年始に当たっていた仕事が、本作文庫化に伴うゲラ作業だったりします。
また、残る単行本と文庫についてはタイトルは言えないものの、十月頃刊行となります。こちらは諸般の事情で時期が決まっている感じなので、ほぼこの辺りで出ると思ってください。谷津の今年の目玉になる二冊だと思います。単行本は物議を醸すであろう内容となっておりますし、文庫については例のアレ(九年ほど前に刊行された某単行本作品の文庫化)です。い、言えねえ……、けど察してください。ああはい、某大型ドラマ関連と思って頂けましたら。こちらも絶賛手直し中。
また、水面下で手直ししている段階の原稿がいくつかあり、こちらも作業の進展次第で世に出る可能性があります。これは先方さんの事情などもあり、具体的にどうこう言える段階にないので、「裏でなんかやってるなー」くらいに思ってください。
あと、書評関連について。
朝日新聞でやらせていただいている「文庫この三冊!」が今年の三月で任期切れになるため、しばらく定期的な書評活動はゲットナビWEBさんでの五冊書評が中心になると思います。とはいえ、既に今年も文庫解説の仕事を一つ承っており、書評活動につきましてもご縁次第でお請けするつもりです。版元さんから「小説に集中して……!」と言われることもあるのですが、書評活動、やめられないんだなーこれが(勉強になるし楽しいのです)。
とまあ、こんな感じでのんびりとやっていく予定ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。