拓ける世界
全日本代表登録メンバーが発表されました。
柳田さんの名前はなかったです。
選出された代表の方々おめでとうございます。
選出メンバーに高橋慶帆くんの名前があったことが嬉しいです。
柳田さんの影響を受け、師のようで兄のようと慕う彼がどんな活躍を見せるのか期待してます。目指せベンチ入り!!
そんな発表があった中、私は柳田将洋著「拓ける世界」を読みました。
せっかくなので拙い文章ですが、感想を少し。
拓けるの意味
そもそも「拓ける」の意味が分からなかったので調べました(馬鹿)
拓ける…努力していい状態に変える。また、いい状態を作り出す。始める。
まさに柳田さんそのものみたいな意味だなと思ったと同時に、この言葉を選ぶセンスが素晴らしいと脱帽した。
世界が拓けるじゃないんだ、拓ける世界なんだ……とも思った。
前者であれば、世界そのものを努力して変え、自分が居心地の良い環境を作る。後者であれば自分自身を努力して変え、世界に馴染むというような感じで受け取れる。であれば、後者の方が「らしいな」と納得する。
私は馬鹿なので意味を取り違えているのかもしれないし、そもそもそんな意図ないのかもしれない。それでも私はそう感じたという話。
同じ人間であり、違う人間
度々私は、柳田将洋を神格化している部分があった。
人として尊敬していて、私とはまったく違う人間なんだろうと思い込んでいた。
まず、この本を読んで感じたのが、思ったりよりも共感できる思考が多いということ。
例えば、自分のミスを先輩に怒られた。という話があって、柳田さんは「うるさいな」と思ったらしい。ミスを自覚している分、外から言われると素直に受け取れない。と語っていた。
かなり分かる、自覚してるから分かってるから言われたくない。いわゆる、言われなくても分かってる!状態。柳田さんもそう思ったりするんだな…。
この時の柳田さんは2015年で23歳、今の私と一緒の歳。
なんだ、やっぱり皆そんな感じか。と安心した。最初から「はい、すみません」を心からできるようにはなれない。私だけじゃなかった。
似た思考があるにせよ、それはほんの一部に過ぎない。
結局、彼は違う人間である。
挑戦し、努力することを惜しまない。人と関わることを大切にして、環境にも甘えない。同じ23歳でも、それはまったく違う23歳に人間。
そりゃそうだ。漠然と生きて来ただけの人間と何か目標をもって生きている人間が同じような人生なわけがない。
私がネットの海を漂い、社会を知った気になっている間。彼は人と対話し、未来を見据えた挑戦をして、全部経験と力に変えている。
私が自由な時間を謳歌している時。それを犠牲にして何かを学び続けている。
私が好き事でも平気で投げ出して諦めた時。挫折して、望まぬ結果が出たとしても諦めずに前に進もうとしている。
同じ人間だなんて烏滸がましい。まったく違う人間だ。
23歳の青年から、今の柳田将洋を作り上げたのは環境と才能もあるだろう。だけど大きく占めるのは努力の継続と様々な経験だ。
私にはない、努力と経験。目に見えるものがなければ、すぐに継続しなくなる。失敗するのが怖いから挑戦しない、もちろん経験する機会もない。
決して一長一短で作り上げられたわけではない。
最初から完璧超人だったわけじゃない、はたまた神格化されるような存在でもなかったはず。表面上で知った気になって、バッググラウンドを理解していなかった私にとって大きな衝撃だった。
衝撃ついでに、この本には色々な柳田さんが映ってます。
春高、全日本やVリーグにドイツでのお写真もあります。どの写真見ても可愛いやら尊いやらで情緒がぐっちゃぐちゃになるのでお勧めです。
おわり
昔から感想文って苦手なんです。
だから支離滅裂で読みにくいと思います、もしかすると何言ってんの?って思われるかも。読み返した私も何言ってんのコイツって思うかもしれないです。
なんか読んだ勢いのまま書き殴った感想なので、恥ずかしくなったら後日非公開にしておきます。
今度は努力の習慣化が読みたい。