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(46/365)今の時代プロンプトって大事。AIだけじゃなくサポートへの相談もね
ここのところしばらく悩まされていたHubSpotのDKIM設定が無事完了できました(わーい)。(ヘッダー画像はnoteギャラリーから挿入しました。kurimoさんありがとうございます!)
今回実感したのはサポートへの問い合わせって質問の仕方が大事だな、ってこと。ほら生成AIもプロンプト次第で望む答えが出たり出なかったりするじゃない?あれと同じでサポートに問い合わせるときも質問の仕方次第で全然進み方が変わるんだな、って感じました。
今回悩んでたのは、メルマガ発行者ならみな最近は頭を悩ませていたであろうDKIM, SPF, DMARC設定。
これってメールのなりすまし対策の強化なので一般論で言えばいいことなんだけどさ。多くのメルマガ発行者って、送信元のメールアドレスのドメイン(例えば僕の会社ならtmr-llc.jpね)から配信するわけだけど、配信そのものは違うSaaSツールから行われるわけですね。(例えば僕の例ならHubSpot)
この場合HubSpotが自分がオーナーではないドメイン(tmr-llc.jp)のメールを配信するわけで、きちんと設定しないとまったく持って、なりすましと見なされやすいパターンなわけです。で、このDKIM, SPF, DMARCの設定ってのはドメインを管理しているDNSサービスを提供しているところで行う必要があるんです。
2つのベンダーの谷間に落ちる質問ってやつだ…
で、僕はさくらインターネットのDNSサービスを利用してるんで、そこのコントロールパネルからDNSの設定を行えばできる...はずなんだけどさ。なかなかうまく行かないのよね。SPFとDMARCは設定できたんだけどDKIMがうまく行かない...
HubSpotは「このホスト名」で「このレコード」をCNAMEで設定してね、という情報
その通りにさくらインターネットのDNSで設定しようとすると「名前解決できないホストが指定されました」って表示されて保存できない状態
つまり「この通りにやってね」という通りにできない問題です。で、これ、想像つくと思うんですが、両社のサポートの谷間に落ちるやつなんですよ。そこで、なにか解決策はないものか情報を探すわけです。
色々調べて要点を絞って質問を変えていく
で色々調べてみるとDKIMってTXTで設定して秘密鍵情報をレコードとして記載するのが一般的らしい。実際、さくらインターネットのWebメールをDKIM対応する時はそうやるみたいなんだよね。なるほどなるほど。ってことは。
HubSpotが秘密鍵情報を教えてくれてTXTで設定する
もしくはさくらインターネットで(これまでのところ設定できないけれど)CNAMEで設定できるようにするか
のどっちか、ってことですね。ってことで質問を変えて相談してみました。その結果やっと無事答えに辿り着きましたよ。
これね、DNSチェックってところをOFFにすると保存できるんですよ。これで無事ドメイン接続もできてDKIM対応できました。ああよかったよかった。