誰の為?
「僕は貴方のために死ねるんだ」
そう僕が口にすると彼女は灰色の目を向けて
僕の名を何度も呼んでくれた唇をそっと動かした。
「だから、貴方と居れないの。」
あぁ、死んでしまおう。今飴色の刃物を握っていれば、ビルの屋上に立っていれば、中央線の駅のホームに佇んでいるのなrけれど頭の中でおぼつかない映像と共に出会った時彼女から初めて貰った言葉が再生された。
「一緒に生きていこうね。」
暖かい雑音とでも言うべきか。
ー僕は彼女が去ってから数時間後スーパーの制服に袖を通した。
奴居イチヂク
後書き
この文章で大事なのは"僕"が死ねるか死ねないかじゃないよ。
"僕"が死ぬことは誰が望んでいる?
言い換えよう、誰の為になる?
「人のため」と押し付けがましい人が多いですね最近。お前が死んだって誰の為にもならねえよお前が気持ちくなるだけだろがボケナスめ。
ただの自己満のオナニーで鬱を気取っているのを見ると吐き気がする。
最近そう言う曲を聴いて自分に酔ってる奴らが増えてきてて辛い。嫌な陽キャに見える結局そういうのって、相手のことを考えれてないじゃんボケナスが。