22歳 男子大学生 初フルマラソン完走の感想
「
楽しい(幸)(10km地点)
辛い(泣)(20km地点)
限界かも(死)(30km地点)
もう終わる(喜)(40km地点)
すんごい辛かった、けど、楽しかった(完走後)
」
完走の感想は端的にこんな感じです。(笑)
まさに、フルマラソンは「人生」そのものなのではないかと
走り終え、最寄りのJR津田沼駅に向かう電車の中で僕はそう思いました。
最初は辛い事なんて無くて、ただただこんなにも多くの人と走れている喜びと”アドレナリン”で舞い上がっていたのも束の間、
ハーフマラソン出場者の方が隣で続々とゴールをしていくのを見ながら、
「まだあとこれをもう一回やるんか」
なんて、ちょっとした落胆をし、そこから壮絶な絶望の物語が
僕の腰と腿の崩壊と共に始まっていくのでした。(泣)
25kmを過ぎたあたりからは、ひたすら歩きました
腰が急に痛くなり始め、腰に手を当てながら、まさに杖を持ちながらのんびり散歩道を歩く叔父様たちのような恰好で歩く男子大学生の横を、
何十人、何百人、下手したら千人以上の叔父様が抜いていくという
なんとも言い難い気持ちになりました。
それでも、「完走だけは、なんとか」
その想いだけを胸にひたすら歩き続けました。
アクアラインマラソンの完走経験者の方はおわかりいただけるかと思いますが、30kmを過ぎてからの上り坂の多さ・長さには何度も心をえぐられました。
上り坂を上がり切ったと思ったら、また上り坂
上りがあるから下りもあるだろうなんて考えは甘く、
徐々に腿も悲鳴を上げ始め、
「限界かなあ」
なんて、何回も頭をよぎったのですが、
沿道をぎっしり埋める地元の小さな子供達からの声援
「がんばれ」という言葉がこんなにも心に染みる日が来るとは。
僕の何度も折れかけた心を何度も立ち上がらせてくれました。
そしてようやく、5時間の長い長い戦いが幕を閉じるのでした。
始まる前は、「完走は当たり前、記録を狙いに行く」
と、友人や自分に言い聞かせていたのが、
終わってみれば完走が精一杯。
自分の甘さが悔しく、絶対またリベンジしてやるなんて当時は思っていましたが、その日以来一度も走っていません。(笑)
マラソン大会から数週間経って思うのは、
「辛かったけど、出てよかった」
という事でしょうか。
昨日で22歳となった僕ですが、まだまだ人生を語るような歳ではないと重々承知しています。
ですが、人生を終焉する時に
「苦しい事の方が多かったけど、生まれてきてよかった」
なんて思える人生が良いなと思ったわけです。
何を語っているんだろうとここまで書いて思ったのですが、11月は本当に何かと忙しく、地域魅力発信者ネタが思いつかなかったので、今月上旬に開かれたアクアラインマラソン2022に出場した時の心情を、事細かに書かせていただきました!(笑)
ここまでお読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。
あなたのここまで読むのに費やした数分が無駄にならない事を強くお祈り申し上げます。(笑)
来月で今年が終わります!はやい!はやすぎる!!
年は安らかに越したいなあ、、
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