本の棚 #112 『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート②
『100の基本』松浦弥太郎のベーシックノート②COWBOOK編
松浦弥太郎
先日は松浦弥太郎さんの個人としての基本編を読んだ。
次は経営する会社組織の基本について。
個人の集合体である組織にも
守るべきルールがあることによって
秩序が生まれ、働きやすくなり
お客様にも良いサービスを提供できると
ぼくは考えています。
いろんな会社の基本やルールを知ること、
いいものを取り入れていくことで
また新しい明日を迎えることができる。
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017
見えないところほどしっかり掃除。
チェックリストを活用する。
お客様がいない時間帯でも
決してぼーっとしている暇はない。
暇があったら掃除、常に掃除。
このような凡事を徹底できる組織、お店に
信頼が集まってくる。
025
お客様に決して馴れ馴れしくしない
接客サービス業をしている人は
どう思うだろうか。
ぼくは松浦さんと同様の考えだ。
「親しくなること」と「友だちになること」
その間に1本の線を引いて、超えない。
これがプロフェッショナルだ。
友だちに対しては「甘え」が出てしまい
それが仕事の邪魔となってしまう。
親しき仲にも礼儀あり、というように
言葉遣いも気をつけたい。
033
二ヶ月後の予定を明確にし、
そのための準備を怠らない。
松浦さん曰く
日々は[今日の仕事]+[二ヶ月後の仕事の準備]の繰り返しです。
今日のことをていねいに、さきのこともぬかりなく
この精神で仕事をすすめていけば
時間に追われれて、あくせくすることも
いくぶんか減るのではないか。
049
所作は常に美しく、ていねいに。
美しい動きは、見ているだけで気持ちいい。
歩き方、座り方、ものの持ち方など、
そのあたりに気を遣っている人は
どこか品があり、そばにいても安心できる。
逆に雑な人はまわりの気を散らす。
常にどうやったら美しく見えるか、を考えて
美しい所作を身につけていきたい。
073
何事も想像力を働かせ、よく考える。
最悪の状況と、最高の状況。
それらを想像できることの大切さ。
両極端の想像ができたのならば
何かあっても狼狽えることはない、
なぜならそれは「想像の範囲内」だから。
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