本の棚 #258 『人生は図で考える』
「今、ここ」を生きるための教本。
人生を豊かに生きるために引出は多いほうが
何かと便利ではないか。
様々な思考法を図で捉えて
自分の人生の具体とつなぎ合わせる。
読みながらそんな感覚を持てる本。
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自分の判断軸がある人生
追われるよりも追いかけたい。
追いかけていたものだったのに
いつしか追われるようになっている、
そんな経験はないだろうか。
与えられたゴールではなく、
自分のゴールは自分で決める。
そこには自分の判断軸が生まれて
そのブレない指針を手に入れたならば
あとは人生をぶん回すだけだ。
創発は「備えあり」であればこそ
なんの準備もないところに創発はない。
目的、計画があるなかで
何か点と点がつながったような感覚で
創発が生まれる。とはいえ0→1というよりは
創発の多くは「新たな結合」だと思う。
だれもつなぎ合わせたことがない
AとBの組み合わせ。
ゴールからの逆算
「仕事かプライベート」
どちらかをとると、どちらかを失うような
そんな思考はやめよう。
とは言うものの…
30〜34歳までの自分がそうであったように
そうなってしまうような世の中の風潮もある。
ゴールからの逆算。
これは小さな話ではなく人生の話だ。
人生の本を閉じるときに
どんな「おわりに」を描きたいか。
そのイメージから考えて振り返ってみる。
バックキャスティング思考で生きると
能力も思考も爆発的に広がっていく。
「能力がゴールを決めるのではなく、ゴールが能力を引き出す」
ヒア・アンド・ナウ思考
ぼくらは今しか生きることができない。
だからこそ今に主体的になることが大切。
誰かに決められたのではなく
自分で選択しているという感覚。
ゴールを設定したらそのイメージに
自分をつくりあげていく。
将来こうなれたらいいなではなく
今なるんだ、という人生の覚悟。
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