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本の棚 #111 『預金バカ』 賢い人は銀行預金をやめている
『預金バカ』
賢い人は銀行預金をやめている
中野晴啓
今年に入ってから奥さんと一緒に勉強し
お金について見直している。
特に銀行預金、保険については
親世代の常識は、現代の非常識であったり
そもそも前提が違うなんてことが
よく調べてみるわかってくる。
『預金バカ』のタイトルのとおり
銀行預金なんてするな!という内容だが
論理的であることと
預金が増えることによる国や銀行側の
メリットがわかりやすく書かれている。
前提が目まぐるしく変わる時代に
あなたはなにもしなくていいんだろうか?
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「お金は投票権の一種」
お金の投資先、預け先を私たち一人ひとりが選ぶことによって、この社会を変えていくことができるのではないか
こんな視点を学校で教えてほしい。
銀行にお金を預けることの意味を
投資することの意味を
それらのお金がどのように世の中をまわり
日本という国を動かしているのか。
単純に「投票にいけ!」というよりも
世の中の仕組みを理解して
動きたくなる環境をつくるほうが
いいのかもしれない。
もう国に頼っていてはだめなのだ。
世の中のながれを感じて
自分で考えて、動き出す人が豊かになる。
デフレ時代にはなにもせず、じっとしているのが最良の処方箋でしたから、インフレ時代はそれと逆のことをすればいいのです。
つまり「行動する」ということです。
デフレ時代に慣れすぎたんだ。
しかし、時代は変わっていく。
波でいうとそのうちやってくるインフレに
備えていかなければならない。
今100円で買えるものが
120円出さないと変えないかもしれない。
自販機の飲み物が200円になっている日が
数年後にくるかもしれない。
そう考えると、
大事にお金を守っているだけでは
もはやうまくいかなくなってくる。
さぁ、行動しよう!
「節約する」→「お金が浮く」→「銀行預金で積み立てる」ではなく「投資する」
投資をしている、という同世代の人の話を
聞く機会が増えてきた気がする。
とはいえまだまだ少数派だと思う。
地方にいけばもっと少ないだろう。
これだけYou Tubeでお金の勉強動画が拡散され
わかりやすい書籍もあるのだから
もっと勉強して、自分たちで取り組まないと
学校では教えてくれないし
会社でも教えてくれない。
勉強して。行動した者だけが進んでいき
その差は開く一方だと思う。
「残った財産は、次の世代に引き継ぎましょう」
長期投資をずっと持ち続けるのがいいとして
自分が死んだらどうなるの?
という疑問に対する筆者の答えだ。
自分だけで全部使い切ろうなんて
そんな狭い視野ではなく
何世代も引き継いでいって
大きな資産として育てていくのだ。
今はない、そのファンドの創設者に
自分がなればいい。
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![八次涼太郎/人事/ミドルマネジメント伴走コーチ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160076416/profile_623502ba445aa4b67f8568d784b113a9.png?width=600&crop=1:1,smart)