生態系の循環におけるヒト
科学技術の発展と自然との共存への考え
今回の私のテーマは「科学技術の発展に取り残された人類のウェルビーイング」。生き方の多様化によってヒトはどこに進むのか。また私自身の「進化への興味」以外の興味の探求。人類の行動は自然の一部であるが、その果てに地球の環境がなくなったとしてもそれも自然、という考えからどこまで離れられるか。
屋久島での体験
①岳参り
・屋久島には24集落あり、それぞれで行われる神への祈りと感謝の儀式。
・屋久島独自の植生を体験し、地球環境の中におけるヒトを考える機会。
②Sumu
・菌築家である小野さんが設計されたRegenerativeをテーマにした空間。
・自然の中に住むだけでなく、住むことでより自然が澄んでいくというコンセプトの中で1晩過ごし、ヒトが地球環境にどう向き合い、その循環に入るかを考える。
・圧倒的なロケーションと、思考の焦点を合わせたメンバーとの青春の思い出。
※https://sumu-life.net/ja/
③カヤック
・カヤックに乗って山〜川〜海の繋がりの体験。
・甚大な日焼けを伴いながら水の循環を全身で感じる。屋久島の環境との一体化の体験。
④Arc
・「間」をテーマにしたArc
・自然との接続の空間で、今回のメインテーマの舞台
※https://www.arc-yakushima.com/
⑤ワークショップ
・Arcを舞台にし、サウナを作るというのが今回のテーマ。
・大知さん(https://note.com/mattsunn/n/ncd3c822b962f)の描く理想、Arcの「間」と小野さん(https://note.com/famous_hornet180/)の屋久島でSumuことの思想、VUILD社(https://vuild.co.jp/)の建築、ここに屋久島の「循環」を2日間全身で感じたフレッシュなメンバーによる発散を掛け合わせ、現地視察をしながらこのサウナを通した体験価値を言語化。
・プロセス自体の楽しみはありつつ、屋久島で学んだことのアウトプットとしてとても良質な時間。
Regenerative
・テクノロジーこそが人を豊かにし、種を繋ぐ(=人類による人類への貢献)、という元々の私の考えに対し、地球環境への貢献で得られる幸福感を初めて実感。
・地球環境と生きること、もっと抽象度を上げれば【循環に溶け込み貢献する】体験というのがある意味生物種としての存在価値になり得るのではないか。
・Regenerativeは再生を表すワードであるが、個人的に解釈を広げるならば、生態系の循環においてヒトの存在価値を探す旅ではないか。
感謝の気持ち
・全行程の企画、運営をしてくださった大知さんへの最大限の感謝。人生で最も学びの深い体験の1つ。あと、大知さんと仲良くなれて嬉しい。
・お会いした方々にはホスピタリティへの感謝。私の「屋久島」にはなくてはならない存在に。
・一緒にいけたメンバー。体験を共有できる喜び。また行きたい。