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キノコの世界5

 手頃なキノコを傘がわりに、少女は食料を求めて歩きだす。

 周囲には見るからに毒々しいキノコもあれば、一見地味な見た目のものもあった。

 ふと丸いキノコが目に留まる。

「じーっ」

 それは慣れ親しんだキノコに似ていた。

「これ、見たことあるわ! シャンピニオンね!」

 少女は未知のキノコに手を伸ばした。

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 140字小説です。

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