キノコの世界12
「ここがあなた達のお家なの?」
質問に小人はボソッと応える。
「飛びすぎ?」
小人はキノコの生えた同胞を横目に移動する。
辿り着いた場所には、キノコをくりぬいたような住居があった。
「憧れのマイホーム!」
キラキラした笑顔の小人だが、少女には小さすぎた。
「素敵なお家ね!」
少女は空気を読んだ。
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